早く接種したいのはやまやまです

北村先生が髪型を変えたので、私も今日、美容室に行きました。(<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1247.html" target="_blank" title="非合法">非合法</a>なので、ここだけの話です)

髪がさっぱりして何がいいかって、マスクやフェイスシールドを装着するのが楽ですね。

その点で言うなら、ツーブロックとか、究極的にはスキンヘッドがいちばん楽チンでしょう。

昨夜8時ごろ熊本赤十字病院の救外を覗いたら、待合室のソファー1つに1家族、という程度の混み具合でした。

救外の内部も、それほどバタバタしていませんでしたが、それでも3月に見た頃よりは忙しそうな印象でした。

新型コロナ感染者は増えていますが、普通の風邪などで当院を受診する方が昨年よりは増えつつあります。

「喉もと過ぎれば」なのか、警戒心が緩んで受診抑制がなくなってきたのかもしれません。

それが一種の「慣れ」からくる「油断」だとすれば、この緊急事態宣言中の都会の人出はまさにそうです。

メディアがこれだけ取り上げているのに街は賑わい、政治家は国民に「自制」を要求するのみです。

高齢者への新型コロナワクチンの接種については、当院でも明後日から正式に予約の受付を始める予定です。

しかし、ワクチン接種に使える時間は限られており、かかりつけの方への接種だけでも夏までかかりそうです。

一般外来や発熱外来や子どものワクチン接種にも、一定の診療時間を確保しておく必要があるからです。

ワクチンの打ち手が足りないのは、開業医がノンビリしているからだ、そんなひどい話が飛び交っています。

なに言ってんの。一刻も早く打ちたいですよ。でも私はまだ1本のバイアルにも、触れたことがありません。

当院に、待ちに待った最初のワクチンが届くのは、一般向け接種が始まる5月19日の2日前(の予定)です。

そんな具合なので、「打ち手が足りない」「開業医はノンビリ」などと言われるのは、まことに心外です。