集団接種から予約受付を始めたら、混乱して当たり前です

横浜市で本日開始した高齢者の新型コロナワクチンの予約受付は、アクセスが集中して45分で中止です。

想定のおよそ2倍のアクセスがあり、処理しきれなかったとのこと。

さすがに横浜市も、すべての高齢者に対して一斉に予約受付を始めたわけではありません。

接種券の通知は、まずは75歳以上の53万人にだけ、発送していました。

しかも今日の予約は、80歳以上の34万人だけが対象でした。

ところがそこへ、200万以上のアクセスが集中したため、パンクしてしまったわけです。

対象は34万人でも、家族らが協力して一斉に予約を取ろうとしたためか、アクセスは200万。

そこまで膨らむとは、横浜市は想定していなかったのでしょう。市民を見くびっていたわけです。

では、どの様にすれば、予約サイトのパンクを防げるのでしょう。

対象をもっと絞り込んで、最初は90歳以上から始めるぐらいの、慎重さが必要なのでしょうか。

いやおそらく、横浜市が個別接種の予約をまだ始めていなかったことが原因だと私は思います。

熊本市のような、個別接種を集団接種よりも先行させる方式が、正解かもしれません。

さらに、かかりつけの方を対象にするような予約を併用すれば、ネット予約の混雑はかなり軽減できるはず。

その点で、熊本市のやり方は優秀だと言えますが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3497.html" target="_blank" title="毎週締切方式">毎週締切方式</a>を打ち出してきたので、もう台無しです。