発熱外来への苦情に反省

新型コロナ第4波が熊本にも迫っていることは、最近の当院の発熱外来受診者数を見てもよくわかります。

そんななかで昨日、受診された1人の方から、当院の発熱外来の診療に対して厳しい苦情をいただきました。

他にも多くの方が同様の思いかもしれません。今日はこの場を借りて、私の反省文を転載させていただきます。

(以下、引用。一部改変)

○○様。

このたびは当院の診療で不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

ご不満の点、よくわかりました。今後どのようにすれば少しでも不満の少ない診療になるか、改善策を考えていこうと、今朝、スタッフを集めて話し合いました。

昨日○○様が来院された時間帯は、7人の発熱患者さんのうち乳幼児2名を院内で、○○様を含む5名の方を駐車場で、並行して診療を行っているところでした。

当院では、COVID-19の疑いのある方は、院内の隔離診察室か、それが埋まっている場合には駐車場で診察と検査を行っており、それに先だって可能な限り電話で問診をしています。

しかしそのような電話問診ではニュアンスが伝わりにくい点は、たしかに改善の余地があると感じます。

駐車場で長い間お待たせしたあげく、防護具を着けて行う短時間の診療のやり方についても、再検討をする必要があると思いました。

そして何より、当院の発熱外来では現在そのような診療の流れであることを、あらかじめ丁寧にご説明しておかなければなりませんでした。この数か月の間にだんだんと説明不足になって来たことを、いま素直に反省しています。

○○様。このたびは貴重なご意見をありがとうございました。さっそく今日から、改善してまいります。

つるはらクリニック 院長 鶴原由一

(引用終わり)

当院では、過去5カ月で25名の新型コロナ感染者を、抗原検査やPCR検査で診断してきました。

そのうち約半分の方が来院時は微熱または平熱だった経験から、軽症でもけっして油断せずに診療しています。

不愉快な印象をもたれる受診者の方もいらっしるかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。