順調に届いているワクチンですが、まだまだ少数です

新型コロナウイルスワクチンの第3便が、本日ブリュッセルから成田空港に届きました。今回は450箱。

え〜っと、ANAの便名情報とか不要ですかね。これまでと同じ<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3429.html" target="_blank" title="NH9648便">NH9648便</a>で、機材はJA891A (B789)ですが。

今回も貨物専用便としての運航ですが、この機材はたぶん明日、旅客便としてジャカルタに向かうのでしょう。

今週からついに、医療従事者向けの優先接種分の全国配送が始まります。

都道府県ごとに、医療従事者数に応じた配分になるようですが、その総数は当初の予定通り今週は500箱。

熊本県に届くのは10箱=1,950バイアル=11,700回分(1バイアル6回として)=5,850人分(1人2回接種)。

自分の順番がいつになるかは分かりませんが、いつ接種したとしても、私の懸念は「油断」です。

ワクチンを接種することで安心感は得られますが、「無敵」になるわけじゃありません。

感染防御の姿勢が緩むと、たとえコロナには罹らなくても風邪を引く可能性があり、それが心配です。

思えば昨年1年間、私は風邪を引きませんでした。もちろん今年も。たぶん多くの方がそうでしょう。

つまり、新型コロナウイルスも普通の風邪のウイルスも、同じ方法で予防出来ているということです。

もしも今後、風邪を引いて咳や微熱でも出たとき、それがコロナではない保証はありません。

なので大事を取れば、白黒が判明するまで、状況によっては臨時休診にしなければならないかもしれません。

そのようなリスクを考えると、もうしばらくはホントに、うかつに風邪を引くわけにもいかないのです。

というわけで普通の風邪の方に対しても今なお、やや重装備で診療を行っておりますことを、ご了解ください。