こむら返り予防法(重い掛け布団が好きな私の場合)

「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2827.html" target="_blank" title="こむら返り">こむら返り</a>」に悩まされている人は多いと思います。私も時々(油断したとき)、夜中に突然襲われます。

突然と言っても、少なくとも私の場合、前触れがあります。

こむら返る直前、たぶん1,2秒ぐらい前、ハッと目覚め、次の瞬間にやって来る激痛を予感するのです。

ちょうど、地震の「S波」が来る前の「P波」を感じたときに、「来るっ!」と身構える瞬間にも似ています。

残念ながら地震は、敏感にP波を察知できたところで次のS波を防ぐことはできません。ただ待つのみです。

一方で、こむら返りの場合は、予兆を感じた後に一切動かなければ、痙攣の開始を遅らせることはできます。

とにかくじっと動かず、次の激痛に耐える心の準備をして、それから受け入れ、悶えるのです。

患者さんにもよく相談されるので、私は次のような、こむら返り予防法をいつもお伝えしています。

(1)日頃から運動不足にならないようにすること(これ、私自身がいちばんできてない)

(2)寝る前に水分を十分に摂ること(私は枕元に水筒を置いて、寝る前と夜間覚醒時に飲んでいます)

仰向けに寝て、つま先が伸びた(足関節が底屈した)状態は、こむら返りを誘発しやすいといわれます。

とくに私のように重い掛け布団に圧迫されて寝るのが好きな場合、足にはかなり負担がかかりるはず。なので、

(3)横向きに寝ること(夜中に、うっかり仰臥位で寝ていることに気付いたら、すぐ横を向くこと)

このうち(1)(2)では完治しなかった私のこむら返りが、(3)の導入によってすっかり消え失せました。

寝始めぐらいは仰臥位になりたいのですが、うっかりそのまま寝入るのが怖くて、最近は最初から横向きです。