LINEしたことないので、痛くも痒くもない

LINE利用者の個人情報や会話内容にまで、中国の会社がアクセスできる状態だった問題。

「看過できない」と与党議員らの怒りを買い、ついに行政サービスへの利用が停止されることになりそうです。

新型コロナウイルスの予約をLINEで行うつもりだった自治体は、予約方法を変えることになります。

問題が拡大して仮に、LINEのサービスが全面停止に追い込まれたとしても、実は私はいっこうに困りません。

この会社が、かつては外国企業の子会社だったことが気になって、私はまだLINEを使っていないからです。

どんだけ偏見を持ってるのかと思われるかもしれませんが、でも現に今回のようなことが起きてしまうでしょ。

とは言え、与党議員も野党議員も、みなさんLINEユーザーのためか、国会論戦にも歯切れが悪い。

なにしろ国内のアクティブユーザー数は8,600万人という、圧倒的なシェアですからね。

こうなると、「LINEしたことない」私などは、極めて希有な存在と言えるでしょう。

ちょうど、芸人「かまいたち」の左側が、「トトロ見たことない」ことを自慢するのと同じですけどね。

中国の企業は、中国政府からの要請があれば、情報を提供する義務があります。例の「国家情報法」です。

なのでLINEのデータにアクセスして中国企業が得た情報は、すでに中国政府に渡っている可能性があります。

日本人の恥ずかしい会話やくだらないダジャレが、中国共産党の担当者の失笑を買っているかもしれません。

SNSでもメールでも電話でも、誰かに盗み見聞きされている可能性は、つねに考えておくべきなのでしょう。

あるいは、誰に盗み見られても良いように、当ブログのような毒にも薬にもならない文章を書くことです。