なんとなく収束が見えてきた今が我慢のしどころ

みんな知ってる「PCR検査」。もっと増やせとか、そんなの無意味だとか、巷でワイワイ言い合ってます。

PCR検査とは、「ピシャッとコロナがわかる(Pishatto Coronaga wakaRu)検査」の略称ですウソ。

独特の温度操作の下で酵素を作用させ、微量のDNAやRNAを倍々に増加させて検出する手法ですホント。

一般的な検査方法の名称なので、他のウイルスでも何でも、この方法で計測するなら全部、PCR検査です。

ですがいま「PCR検査」と言えば、「新型コロナウイルスを調べる検査」とほぼ同義になっていますね。

さいわい感染者数は全国的に減少しつつあり、とくに熊本では連日ひとけたに収まっています。

発熱外来では毎日PCR検査を行い、また時々PCRセンターに出動している私から見ても、変化は明らかです。

私の肌感覚では、1月中〜下旬をピークに、発熱外来受診者自体が減ってきたように感じます。

患者の重症化のピークはそれよりも遅れるので、重症者が減るのは今月上旬からでしょうか。

まだ病床はひっ迫しているので油断なりませんが、たしかにコロナは収束に向かっているような気がします。

発熱外来が暇になればようやく、私も安心してワクチンの接種に時間を割くことができるというもの。

ワクチンの接種開始まではもうしばらくかかりそうですから、いまが大事。我慢のしどころです。