変異ウイルスのクラスターで先が読めない

埼玉県で4人が新型コロナの変異ウイルスに感染していることが確認され、県の担当者は次の様に述べました。

「いずれも英国滞在歴や英国滞在歴のある患者等との接触は確認されておりません」

このような話し方って、昔から私は気に入らない。(話がそれて申し訳ないです)

たとえば、台風等によって空の便の欠航が相次ぐようなとき、次の様なニュースをよく耳にします。

「欠航または欠航が決まっています」

パッと聞いて意味分からん(と、最初は思う)。「遅延または欠航が決まっています」なら分かるけど。

で、次の瞬間、そうか、すでに欠航したか今後の欠航が決まっている、という意味かと納得するのです。

でもそれなら、「すでに欠航したり、今後の欠航が決まっています」と言えば親切なのに。

冒頭の埼玉県の人も、次の様に言うべきでしょう。

「いずれも英国滞在歴はなく、また英国滞在歴のある患者等との接触も確認されておりません」

かように私は人の発言の枝葉がいちいち気になる性分なので、本来聞くべき内容が耳に入らなかったりします。

さいわい、最近のNHKプラスとか全録レコーダーで、聞き漏らしたニュースを聞き直せるのが救いです。

そうそう、話を元に戻しますが、変異ウイルスはクセモノ。要注意ですね。

せっかく感染者数が減る兆しが見え、ワクチンの接種計画も具体化してきたというのに、油断なりません。

はたして「ゲームチェンジャー」となるのは、ワクチンか(良い意味で)、変異ウイルスか(悪い意味で)。