「ジカッ!」と左大腿部に激痛が走り、目覚めました。フトコロではなく、太ももが、痛んだのです。
針で突き刺したような鋭い痛みでしたが、一瞬のことだったので、そのまま眠ってしまいました。
ところがおそらく、その2,3分後に、また「ジカァ〜ッ」と来たので今度は飛び起きました。
パジャマをたくし上げて見ても、皮膚に何かが刺さっている様子はなく、付近に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3203.html" target="_blank" title="イラガ">イラガ</a>もいません。また寝る。
すると数分後にまた激痛。時計を見ると午前2時過ぎ。もう眠ってはおれません。
リビングで大腿部をよく観察すると、1ミリにも満たない白いトゲが刺さっています。
周囲の皮膚が赤くないので、毒虫の針ではないかも。毛抜きでそっと抜きましたが、うまく抜けたかは見えず。
やっと眠れたと思ったら、また「ジカァ〜ッ」で目覚める。時計を見ると3時過ぎ。厳しい夜になりそうです。
またリビングに降りて、万能薬「リンデロンVG軟膏」を塗布。
5時頃まで間歇的な激痛を繰り返しましたが、体が慣れたのか、眠気に負けたのか、その後は爆睡しました。
今日の日中は無症状でしたが、夕方からまた、患部がジラジラ痛みだしました。
帰宅後よく見ると、赤い発赤が3つ、鋭角二等辺三角形の配列に並んでいます。何かの噛み跡か?
家人に見せたら、齧歯(げっし)類の仕業だと言います。聞かなきゃ良かった。
そこで登場するのが、私の「座右の書」でもある、夏秋優先生の『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』です。
この本は、元昆虫好きの元少年にとっては、枕元に置いときたいぐらいの良書。毎日眺めても飽きません。
ただし、いくら探しても私の皮膚症状に一致する虫はいなさそうでした。虫じゃなけりゃ、やっぱり齧歯類か?