「3密」ですか、今年の「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞は。
新型コロナウイルス関連から選ばれたのは、まあ当然でしょう。今年コロナを外すわけにはいきません。
トップ10は他に、
「Go To キャンペーン」「ソロキャンプ」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン〇〇」のコロナ関連と、
「愛の不時着」「あつ森」「鬼滅の刃」「フワちゃん」という、非コロナ関連の4つ。
私に言わせれば、「新型コロナウイルス」とか「コロナ禍」が断然、今年の最重要語だと思いますけどね。
でもその両方とも、ノミネートすらされませんでした。「PCR検査」はノミネートされていたのに、です。
同様に、「クラスター」や「濃厚接触者」は候補になりましたが、「ロックダウン」や「医療崩壊」はダメ。
つまり、暗い悲観的な言葉は候補にしないのです。これは以前から、その傾向はあるようです。
いやもしかして、本当の「コロナ禍」は来年だと見込んで今年は選ばなかったのでしょうか。まさかね。
何にしても、12月の初めに「今年の○○」を決めてしまうのは、ちと早すぎませんか。
投票や集計や選考に要する時間って、今どきあっという間ですよ。来年からは年末にしましょうよ。
ところで昨日は、三省堂の「今年の新語2020」が発表され、大賞が「ぴえん」でしたが、何それ。知らん。