大事なことはまず国に訊け

新型コロナウイルスの新規感染者が、ついに過去最多数を更新しました。医療体制のひっ迫が懸念されます。

東京で、昨日317人の感染者が出たことに対して知事は、次のように言い放っていました。

「東京都民ではなく、検体だけが都内に持ち込まれた陽性者が22人いるので、実質は300人を切る数字だ」

じゃあ、今日の393人はどうなの。

昨日も書いたばかりですが、何でも矮小化しようというその姿勢が、政治家の信頼感を失わせるのです。

まあそれにしても、「第3波」に突入したことはもう、認めましょうよ。

「いや、第3波とは言えません。第4波かもしれないので」などと西村大臣は言うのでしょうか。

当院もいわゆる「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3323.html" target="_blank" title="発熱外来">発熱外来</a>」を稼働させていますが、幸いにして、まだ来院者はボチボチです。

それでもとくに日曜日には、相談センターからの紹介を受けて当院に来院する方がいます。

この「診療・検査医療機関」制度では、専用の診察室を確保した時間に応じて、体制確保経費が補助されます。

ところがその、「体制確保時間」の設定法にはアバウトな雰囲気があって、分かり難いのです。

私はどうも頭が固いところがあるので、時間設定をハッキリさせるべく、一昨日お役所に電話してみました。

以前<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-19.html" target="_blank" title="別件">別件</a>で、保健所や県庁ではラチがあかなかった経験があったので、今回は最初から厚労省にかけました。

厚労省のコールセンターの担当者はとても親切で、意外なほどに医療機関に対して好意的でした。

その回答を踏まえて県に確認してみると、それで良いですと。さらに念のため保健所に電話しても同じ。

さすが、国の回答を最初に得ておいた効果は絶大でした。こんどから、この順番で行こう。