HPVワクチンの「積極的勧奨」再開への伏線?

「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)」は、厚労省もついに、「積極的勧奨」の方向へ動き始めたのか。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-542.html" target="_blank" title="約7年前に定期接種となった">約7年前に定期接種となった</a>のも束の間、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-592.html" target="_blank" title="副作用問題">副作用問題</a>」によって、いまも積極的勧奨が止まったままです。

多くの医師や学会等は、その問題を「濡れ衣」と考えていますが、その反対の考えの方もまた、多くいます。

世界中で接種が行われているワクチンなのに、日本での接種率は1%未満という、事実上の停止状態です。

定期接種を統括しているのは国(厚労省)ですが、実際の管理業務は自治体が行っています。

自治体は、対象者や保護者に対して個別に、接種を「オススメ」するお知らせを送ります(積極的勧奨)。

ところが7年前、国は自治体に対して「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-620.html" target="_blank" title="積極的勧奨は差し控えるように">積極的勧奨は差し控えるように</a>」との通知を出しました。

定期接種でありながら、自治体は対象者や保護者に対して何も知らせないという異常事態が始まったわけです。

それから7年余り経過し、HPVワクチンの接種は安全かつ有益であるという、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1732.html" target="_blank" title="科学的証拠">科学的証拠</a>が蓄積してきました。

とうとう厚労省は一昨日、自治体に対して「ワクチンの情報提供を徹底するように」との通知を出しました。

何をいまさら「情報提供」ですか。どの口が「徹底するように」と言ってるんでしょう。

一方で、「積極的勧奨を再開したわけではない」「接種を判断するのは本人だ」と言い張る苦しい状況です。

しかしおそらく今回の通知が、これから<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3035.html" target="_blank" title="勧奨接種の再開">勧奨接種の再開</a>に向かう伏線であることは間違いないでしょう。

過ちを認めない体質の官僚が、どのような口実で方針を変えるのか、知恵の絞りどころです。でも早くしてね。

コロナ禍の「電話初診」制度は、もう少し続けて欲しい

電話1本で、診たことも無い患者さんの「診察」を行って薬を「処方」するのは、かなり特別なことです。

「診察は対面が原則」が診療の基本ですが、対面診察によるコロナ感染のリスクの方が、いまは重大なのです。

さらにそれが、「初診」でもOK、となったのが、このコロナ禍における、ある意味画期的な特例でした。

しかも、専用の機器を利用した「オンライン診療」ではなく、電話を使った音声だけの診療も認められました。

ウィズコロナの時代を見据えれば、オンライン診療は「恒久化」に向かうべきものと考えられています。

ただし田村厚労相は、「電話ではなく映像を原則にする」と、電話だけの初診は除外する方針を示しました。

「電話だけではきちんとした診察ができない」という、いまさらのような理由です。

そのかわり、「映像」を伴うオンライン診療なら今後も、初診でもOK、ということになります。

私が学生や研修医のころには、診察の基本は問診であり、問診だけで8割がた診断が付く、と習いました。

さらに視診・触診・打診・聴診という手技が加わり、必要な検査をして、診療の完成度を上げていくわけです。

「問診(電話)」だけではダメだけど、「問診+視診」ならOK、という理屈が、私にはわかりません。

段階的に、問診のみなら何点、視診も加われば何点、というような診療報酬の決め方ではダメですか。

コロナを恐れて受診控えする患者を防ぐのが、コロナ禍のオンライン診療の基本的な考え方です。

多くは、受診の必要も無い方かもしれませんが、一部に、受診控えをしてはならない重症者がいるのです。

ところが映像(視診)というハードルは、パソコンもスマホも持たない患者を見逃すことになりかねません。

オンライン診療には、受診控えしている重症者を見いだす役割もあり、それは問診だけでトリアージできます。

コロナ感染者も、多くは問診で見当を付けて検査しており、私の経験上、視診が決め手だった方はいません。

オンライン診療の恒久化とは別問題ですが、いまはまだ、電話初診を廃止する時期ではないと思います。

開通したばかりの阿蘇の「北側復旧ルート」を快走

台風14号の影響は、全国的にはこれからだと思いますが、熊本はとても穏やかな晴天でした。

そこで今日は、先週開通したばかりの国道57号線の現道と北側復旧ルートを、ドライブして来ました。

自宅を出て、交通量の多い57号バイパスを迂回(バイパス)し、北側の裏道を通ってミルクロードに到達。

ここでミルクロードには乗らずに北側に左折すると、真新しい「北側復旧ルート」に入ります。

標識に「北側復旧ルート」と明記されてますので、間違いません。

ていうか、その名称どうなんですか。まるで「仮称」じゃないですか。

立派な自動車専用道路なんだから、何か愛称を付けましょうよ。ちょっと考えてみます。

「ミルクロードバイパス」 大元のミルクロード全体からすると、まったくバイパスできてないのでダメ。

「大津赤水道路」 略して「大赤路(おおあかじ)」 縁起でもない。

「二重峠道路(ふたえのとうげどうろ)」 私はコレが良いと思うのですが、言いにくいのが難。

「豊後自動車道」 ミルクロードから二重峠までは豊後街道にほぼ沿ってます。これでキマリ?

いや、「豊後」に向かうから「豊後街道」なわけで、大分に向かわない豊後自動車道って、どうなんでしょ。

舗装が黒々として美しく、カーブもあまりきつくないし、なにしろ信号機がないので快適ですね。

背の高い中央分離帯には威圧感がありますが、すぐ慣れます。むしろ正面衝突を回避できる安心感がある。

申し訳ないけど、景色はイマイチ。トンネルを抜けたら目の前に阿蘇山が広がりますが、見慣れた風景ですし。

目玉の「二重峠トンネル」は、とても広くて明るくて、安心して走れました。

赤水から、復旧した57号を走って立野に至る間、左手に完成も近い新しい阿蘇大橋が見えました。

直線的で美しいですね。この新しい橋が、まさに阿蘇復旧の象徴になりそうです。さて、色はどうなるのか?

「Go To キャンペーン」って全部、制度設計がダメ

「1万円以上のご利用で、千円分のポイントを差し上げます」みたいな店は、よくありますが、

「利用金額がいくらでも、千円分のポイント還元します」っていう店、ある? あったらバカですね。

ところが国が始めた「Go To イート」では、そのようなバカみたいな制度設計になっているようです。

そこにつけ込んで小金を稼ぐ「錬金術」は責められませんよ。制度を上手に利用しているだけですから。

私が学生だったら、血眼になってGo To 錬金術に励んだかもしれません。そういうの好きでしたから。

とは言え、グルメサイトに送客報酬を支払わなければならない飲食店が、結果的に被害に遭うわけです。

Go To 錬金術はたとえ合法的だとしても、決して褒められた行いではありませんね。

農水省はこの事態を、当初から想定していたとうそぶいていました。経済を回す効果はあるのだと。

しかしさすがに非常識だとわかったのか、ここに来て「錬金術封じ」に舵を切りました。

付与ポイント以下の利用金額の場合は、ポイントを付与しない方針に変更とのこと。そんなの当たり前じゃん。

政府の「Go To キャンペーン」は全般に、国民を待たせた割に完成度が低く、バグだらけです。

その制度の陰で儲けているのは、一部の広告代理店やグルメサイトだという構図も、だんだん見えてきました。

もうホント、火事場泥棒だらけじゃないですか。そんな日本の社会経済構造には、まったくムカつきます。

コロナ禍で困窮している人や企業を救済する制度のはずなのに、第三者ばかりが儲かる仕組みなのですから。

航空業界は、経営者も従業員も利用者も、いまが堪忍のとき

ANAは、コロナの影響で大赤字。従業員の給与は減額され、年収で平均3割ほどの減額になるとのこと。

昨年までは、飛ぶ鳥を落とす(←航空業界では使いくにくい表現)勢いだったANAが、悲すぃ急転直下です。

「世界最大級の旅客機エアバスA380型機をハワイ便に導入したほか(略)国際線事業を急拡大してきました」

NHKのニュースがこのように、ANAの去年までの好況を言っているのは「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2704.html" target="_blank" title="フライングホヌ">フライングホヌ</a>」のことです。

やったらデカいA380を3機、ANAが購入し、成田ーホノルル便に投入してJALに対抗したのは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2789.html" target="_blank" title="つい昨年">つい昨年</a>のこと。

ホヌはずっと満席に近い状態が続き、当初は大成功だったと私は思っていました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2900.html" target="_blank" title="私自身のホヌ計画">私自身のホヌ計画</a>は、昨年台風に邪魔されて片道にしか乗ませんでしたが、いつかリベンジするつもりでした。

ただ、この「4発」(エンジン4つ)の超大型機は、燃費の悪さゆえに、製造は先月で中止となりました。

そのような方向性は何年も前からわかっていましたが、諸事情があって、ANAは敢えて購入したのです。

その理由のひとつは、JALの牙城であったホノルル線に殴り込みをかける、最強の機材としての導入でした。

しかしもうひとつの理由は、経営悪化によってA380の購入をキャンセルしたスカイマークの尻拭いでした。

スカイマークの債権者集会でエアバスの同意を取り付けるために、A380を買わされたというわけです。

経営破綻していたスカイマークは、その後再上場を申請していましたが、コロナの影響で取り下げました。

助けられたスカイマークも、助けたANAも、どの航空会社も全部、いまは厳しい状況にあります。

世界の航空需要がコロナ前の水準に戻るのは、2024年になると見込まれています。

やがて誰もが心おきなく航空旅行ができるよう、その時までANAもJALも耐え抜いてほしいものです。

インフル流行を前に、いまのうちにコロナ診療・検査体制を整えます

熊本市保健所が主催する、新型コロナの「『診療・検査医療機関』に係る説明会」を、WEB視聴しました。

いまどきWEB配信で十分ですが、スライドしか見られず、演者や参加者の表情が見えないのは欠点ですね。

あらかじめ昨日の説明会の動画を見た上で今日のライブ配信を見たので、同じ内容を2回見たことになります。

説明会の内容はpdfファイルで見られますが、Q&A(聴衆の質問と保健所からの回答)は貴重です。

講演を繰り返すほど演者も慣れて来るようで、昨日の動画よりも今日の方が完成度が上がっていましたね。

ふと見たら、「21人が視聴中」とありました。意外と視聴者が少ないんですね。ちょっとガックリです。

これまで、当院を受診したコロナ疑い患者のPCR検査は、おもに以下の3ルートで行ってきました。

・帰国者・接触者相談センターへの紹介→保健所の指示に従って検査機関で検査

・当院で検体(唾液)採取→保健所へ検体提出→検査機関で検査

・医師会PCRセンターへの紹介→検査

これが今後(インフルエンザ流行時)は、次のルートが主体になるようです。

・かかりつけ医受診→かかりつけ医で検体採取(または医師会PCRセンター紹介)→検査

インフル流行時に保健所がパンクしないよう、コロナの検査はなるべく一般医療機関でやることになります。

医療者の感染を防ぐために、コロナとインフルはなるべく同時検査する方式が主流になるかもしれません。

患者自身が、鼻腔の浅い部分を綿棒でぬぐって採取した「鼻腔ぬぐい液」による「抗原定性検査」です。

コロナはいざ知らず、インフルでは検出率が低そうな気がしますけどね。たぶんコロナも。

医療機関は、発熱患者専用の診察室を設けて診療を行うため、国からはその体制確保の費用が補助されます。

そのようなシステムが、今月から構築され、医療機関が登録して準備を進めていくことになります。

国の政策も手探り状態なら、医療機関もこわごわと手を出す状況。両者に挟まれた保健所もたいへんですね。

Go Toが拡大する一方で熊本のコロナも増えて、イヤな雰囲気です

熊本のコロナ感染者が急増してて、イヤな雰囲気ですね。昨日今日の熊本は、九州で断トツじゃないですか。

一部のクラスターを反映している数字だとしても、その人たちからの広がりが今後どうなることやらです。

新型コロナウイルス感染を疑う患者さんは、当院では原則として自家用車での診察(?)を行っています。

疑いは強くないけど可能性がありそうな方は、隔離診察室内で、一定の防護具を着けて診察しています。

可能性は低いけどゼロでは無いような発熱者の方も、念のため隔離して診察することになります。

コロナの可能性はほぼゼロでも急性症状のある方はみな、少なくともゴーグル等は装着して診察しています。

今後インフルエンザが流行期に入り、発熱者が増えたら、ホントに面倒なことになりそうです。

米国のトランプ大統領のコロナ感染は、情報開示が不十分ですが、実は重症だったと報じられています。

入院中に外出して姿を見せたのには驚きましたが、たぶん選挙前の健康アピールなんでしょうね。

黒いマスクから酸素チューブが出ている様子はなかったので、すでに肺の酸素化は改善していると思われます。

いや、酸素不要の状態を支持者に見せるために、無理して酸素吸入を一時中断していたのかもしれません。

もしかすると、大統領専用車内に高濃度酸素を充満させて走っていた可能性だってあります。

レムデシビルやステロイドや抗体カクテル療法など、やれることは全部やる濃厚治療が行われています。

未承認の薬であっても投与を受けられるのは、さすが最高権力者ならでは。

なんとか回復したあかつきに、コロナの脅威や予防の必要性について何を語るのか、興味深いですね。

阿蘇への復旧ルートが超快適(らしい)

熊本地震以来、約4年半にわたって通行できなかった国道57号線(現道)が、昨日ようやく復旧しました。

それと同時に、北側を走る新しい復旧ルートも開通し、熊本から阿蘇へ向かう道が全面的に整いました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1263.html" target="_blank" title="ミルクロード">ミルクロード</a>と、南側の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2019.html" target="_blank" title="俵山トンネルルート">俵山トンネルルート</a>と、もっと南の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1858.html" target="_blank" title="グリーンロード">グリーンロード</a>まで加えると、全部で5ルート。

なかでも北側の新ルートには驚きます。大津から赤水まで所要時間が10分とは、まるでワープじゃないですか。

信号機の無い自動車専用道路だということと、「二重峠トンネル」の存在が大きいですね。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1187.html" target="_blank" title="健磐龍命">健磐龍命</a>(タケイワタツノミコト)ですら蹴破れなかった二重峠に、人間がトンネルを貫通させたわけです。

江戸時代にこのトンネルがあったら、参勤交代がどれほど楽だったことか。

私も二重峠の坂道の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1064.html" target="_blank" title="参勤交代道の石畳">参勤交代道の石畳</a>を、自転車を押しながら半泣き状態で下ったことを思い出します。

新ルートができたおかげで、私のサイクリングコースでもあったミルクロードは渋滞がなくなりそうです。

ていうか、体力・根気・腰力ともに衰えているので、もう阿蘇サイクリングは無理筋ですけどね。

早朝だと、自宅からミルクロードで阿蘇大観峰まで車で50分なので、新ルートを使えば20分で着くはずです。

いつか阿蘇に移住し(または別荘を建て)たとしても、そこから<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-340.html" target="_blank" title="熊本市内まで通勤">熊本市内まで通勤</a>可能と言うことですね。

てな話を、実際に新ルートを走ってから書きたかったのですが、何時になるかわからないので今日書きました。

大統領のコロナ感染が世界危機を招かないことを祈ります

トランプ大統領がついに、新型コロナウイルスに感染しました。

まさかこのタイミングですか、という意味では、たしかに「オクトーバー・サプライズ」かもしれません。

しかし、トランプ大統領が新型コロナに感染したこと自体には、驚きも意外性もありません。なんなら想定内。

ただし想定していたのは感染までであって、今後の病状によっては、想定外の危機が訪れるかもしれません。

大統領に万一のことがあった場合の対応は、米国ドラマや映画でよく目にする、おなじみの場面ですね。

「合衆国憲法修正第25条」の発動により副大統領が大統領に昇格することは、日本人でも知っています。

もしも大統領のコロナが重症化して人工呼吸器を装着する事態に至れば、職務不能と判断されるでしょう。

トランプ大統領の職務は、少なくとも一時的には、ペンス副大統領が代行することになります。

こうして憲法の規定に則ったにせよ、大慌てで権力委譲が行われると、そこには必ず隙ができます。

そして治安や国防の指揮系統の乱れに乗じて何かやらかそうとする勢力は、米国内外に数多あります。

暴動やテロが世界各地で起き、某国がICBMを発射したりもするでしょう。きっと尖閣諸島も占領されますね。

世界を破滅に陥れたのは、コロナそのものではなく、コロナを軽視した大統領だということになるわけです。

という悲惨な未来を招きたくはないので、いまはトランプ大統領が無事回復することを祈るばかりです。

ていうか、ハリウッド映画の見過ぎでしょうか。

コロナ禍ですから、申請主義も性善説になってます

「持続化給付金」の不正受給が全国で相次いでいるとのこと。でしょうね。なにしろ申請が簡単過ぎます。

しかしこのコロナ禍にあっては、助成金や給付金などの申請は、不正を覚悟でも簡便であるべきだと思います。

このような状況では、円鏡じゃないけど早いのが取り柄。何よりも、早い給付が最優先でしょう。

「新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金給付事業」も申請は簡便で、提出する書類はごくわずかでした。

8月末に申請したら予定通り9月末に入金したので、同日中に、当院職員の個人口座に振り込みました。

迅速に処理してくれた県の関係者に敬意を表して、今日はさっそく恩返し。実績報告書を提出しました。

以前、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3180.html" target="_blank" title="「申請主義」の基本理念は「性悪説」">「申請主義」の基本理念は「性悪説」</a>だと書いたことがありますが、いまはすっかり「性善説」ですね。

緊急時だからしょうがない。そのかわり「性悪」な人がつけ込みやすく、不正受給天国みたいになっています。

こんな時に不正や詐欺を働く火事場泥棒に対しては、国があとでじっくり厳罰で対処してください。

今日は「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2172.html" target="_blank" title="医療施設静態調査">医療施設静態調査</a>」にも回答しました。3年ごとに行われる、診療機能を把握する統計調査です。

例によって厚労省お得意の、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3248.html" target="_blank" title="Windows版Excel文書">Windows版Excel文書</a>を使ったオンライン調査票なんですよね。

「記入の負担を軽減できますので、ぜひオンライン調査を御利用ください」との記載にムカつきます。

そのMacユーザーの怒りをにじませた手書きの紙調査票を、今回もまた郵送した次第です。