いま国民は、気晴らし(憂さ晴らし)をしたいのです

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3297.html" target="_blank" title="Go To トラベル">Go To トラベル</a>は、準備がバタバタで完成度は低いし、不正も入り込みやすい制度ではあります。

ですが実際には、わりと好評ですね。旅行需要を喚起して、国民生活を変えることには成功しているようです。

かねて危惧していたように感染症対策には逆行しますが、「総合的・俯瞰的」には旅行も重要なのです。

いつ見ても顔色の悪い赤羽国交相が、Go Toトラベルの期間延長を検討すると言っています。いいんじゃない?

国の補助額の2倍のお金が、旅行・観光業界に流れるという、一種の倍力装置なのでコスパもいい制度です。

業界に直接補助するよりも、有効な使い方でしょうね。なにより、国民の旅行欲も満たすわけだし。

じつは今日は、「ANAに感謝・応援 FLYING HONU スペシャルフライト」の予約受付日でした。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3305.html" target="_blank" title="ANA">ANA</a>が企画した「フライングホヌ」の遊覧飛行はこれまでに2度行われ、来月3度目が開催される予定です。

しかし毎回100倍以上の競争率のため、熱狂的ANAファンからは、不満(&あきらめ)も出ていました。

そこで今回、私も所属する某Facebookグループが、ホヌをチャーターして飛ぼうということになったのです。

残念ながら飛行日は12月20日の日曜日。診療日なので私は無理。まさか臨時休診にするわけにもいきません。

予約は抽選ではなく先着順。受付開始は正午。こりゃ予約サイトは混み合うでしょう。私には関係ないけど。

関係は無いけど気にはなる。誘惑に負けて予約サイトに入ってみたら、パンクしてましたね、サーバー。

Facebook見てると、「画面が動かない」等の悲鳴が続いたかと持ったら、「売り切れだ!」に変わりました。

急な企画だったので、「先着順」の予約にしたのはしょうがないとしても、応募の熱気は想定以上でした。

とにかく飛行機に乗りたい、なかでもホヌに乗りたい、と思っている人が、たぶん何千人もいるわけです。

このような遊覧飛行は、移動目的でもないのに燃料を消費するのがエコじゃ無い、という批判もあります。

しかしそれを言うなら旅行だって、移動先で何か生産的なことをするのが目的ではありません。

非日常に浸り、楽しみ、憂さを晴らしてリフレッシュすることこそ、いま私たちが欲してることなのです。