ANAホールディングスが今日、「創業以来、最大の危機」だとして、今後の事業構造改革を発表しました。
役員報酬や一般社員の給料カットに加え、希望退職者を募り、保有航空機も減らすことは、すでに公表済み。
しかし、東南アジア・オーストラリア路線に展開する、中長距離LCCを立ち上げるという発表には驚きました。
つまり、長距離=ANA、中長距離=新会社、短距離=ピーチ、という棲み分けをするわけですか。
長期休暇のとれない私は海外旅行をしてもせいぜい2泊3日。なので東南アジア限定。となるとLCCですかね。
幸か不幸かLCCに乗ったことありません。腰に不安があるものですから、シートにはこだわりたいのです。
とは言え、日頃は一日中イスに座って仕事してますから、搭乗中ぐらいシートが直立でも我慢できるはず。
たとえフルフラットシートだとしても、搭乗中は興奮するので、私は座席を倒して寝る気分にはなれません。
ていうか、興奮するような海外旅行をしたいものですが、来年もまだ無理でしょうね。再来年だってわからん。
ANAはずっと、大幅な運休・減便を行っていますが、国内線は9月ごろから回復基調にあるようです。
たとえばANA運航の熊本–羽田便は、5往復のうち来月1往復分が復活するので、欠航は1往復だけになります。
ANAの旅行事業会社は、マイレージ運営会社「ANA X」と統合して、事業を強化・多角化するとのこと。
そういえばANAからは、ショッピングのほかに、ふるさと納税や保険や貯蓄の広告メールがよく届きます。
もっと本業に集中すれば良いのにと、以前は思ってましたが、いまは逆。多角経営も大事です。
マイレージ会員って3,600万人もいるそうですね。これほどの顧客は利用するっきゃないでしょうね。
私もまんまと、今年はANAのサイトからふるさと納税しようかという気になっています。
ていうか、この時期になるまでふるさと納税してませんでした。そんな気分じゃなかったってことですよね。