真冬のコロナ診療が悲惨になりそうな予感

「霜降」だそうですね。そうこうするうちに朝晩が寒いです。でも今日の午後はちょうど良い暖かさでした。

そんなちょうど良い昼下がり、「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3244.html" target="_blank" title="PCRセンター">PCRセンター</a>」に出動しました。2度目のお役目です。

医師(=私)は安全な室内に居るのですが、看護師のお二人は患者さんと接する窓全開の場所で作業します。

猛暑だった前回は地獄だったと思いますが、今日は気温18度で、二人とも「心地よい」と言ってました。

これが真冬になっても外気温の下で業務をされるのでしょうから、防護具の下にはかなりの防寒着が必要です。

今日のPCR検査対象者は17名。最近の熊本って、福岡以上の感染者数を出してますけど、どうしたんですか。

その17名のほとんどが、30代以下でした。小中学生もいる。まだまだコロナは根が深いと感じました。

3回目のPCRセンター出動は、12月になりそうです。これは色んな意味で厳しい時期かもしれません。

新型コロナウイルス感染を疑う発熱患者等の診療・検査は、今後かかりつけ医へにシフトしていく方向です。

その「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3290.html" target="_blank" title="診療・検査医療機関">診療・検査医療機関</a>」へは、当院も参加を表明・回答し、今月中に熊本県から指定される予定です。

当院は、発熱者等が来院した場合に、コロナの迅速抗原検査を自院で行う医療機関となります。

状況によっては、コロナと同時にインフルエンザの迅速検査も行う事になるでしょう。

受診者の動線や診察室などにこれまで以上の工夫が必要で、検査はしばしば駐車場で行う事になりそうです。

真冬の屋外診療はすごく寒いです。おまけに夕方になると暗くて、問診も診察も検査も会計も、全部悲惨です。

今年は、ラニーニャ現象が発生したので寒い冬になるとのこと。もしかすると地獄の冬がくるのかも。