「Go Toトラベル」では、一部の旅行予約サイトなどで突然、規定が「改悪」される騒ぎとなっています。
東京発着の旅行が対象に加わったことで予約が急増して、予算オーバーになったのが理由だとはオソマツな話。
ひとことで言うなら、観光庁の予算配分プランがまずかったということでしょう。
観光需要の喚起策としては意外とウケていたというのに、残念なタイミングで水を差されてしまいました。
元々は旅行・観光業者を救うための政策だとしても、国民が楽しめてこそのキャンペーンであるはず。
期待が大きければ大きいほど、それをひっくり返される仕打ちには失望し、怒りを覚えるものです。
Go To トラベル制度を簡単に言うなら、回数制限も連泊制限もない、半額キャンペーンということでした。
1人1泊当たり、35%の割引(上限14,000円)と15%の地域共通クーポン(上限6,000円)という太っ腹。
つまりこのキャンペーンでは、1泊4万円の宿泊をすることで、最大の恩恵を得られるということになります。
往復の交通費込みのパックで、1泊2日で4万円の旅なんですね、と思ったら間違いです。
連泊すればするほど、うまみが出てきます。旅費を含まない1人1泊4万円のホテル宿泊は、なかなか贅沢です。
こんなオトクなキャンペーンが使えるのなら、ホテルのランクアップでもしようかと言う気になりますよね。
あるいは、連泊しようか、何度も旅行しようかと、まさしく観光需要が高まるはずでした。
その割引上限を3,500円に引き下げるというのは、1泊2日で1万円の旅行までしか面倒見ませんよ、ってこと。
ホント、中途半端な制度設計で出鼻をくじいてくれますよね、観光庁も。いや官公庁と言ってもいい。
そんな怒りを鎮めるべく、今宵も禁断の「バスクリン倍量投入」で入浴。コレ最近の私のプチ贅沢なのです。