遅れている日本のデジタル化を、この際、一気に進めてほしい

菅政権の「デジタル化推進政策」は、動きが速そうな分、その結果も期待できる雰囲気があります。

安倍政権の継承と言いながらも、意外と大仕事をしてくれそうな気がします。気のせいでないといいのですが。

守旧派官僚や頭の固い経営者らからの反発に負けずに、「デジタル庁」には頑張っていただきたいものです。

マイナンバーを預貯金口座と連動させるのも、義務ではなく選択制にするとは良いバランス感覚ですね。

いろんな理由で反対する人がいますから、全員賛成を目指してたら何も進みません。

社会のデジタル化では当面、便利な世の中を望む人だけが便利になればいいのです。

運転免許証とか健康保険証のデジタルカード化(スマホ表示)なんて、技術的には楽勝でしょう。

JAFの「デジタル会員証」は、もう何年も前に導入されていますが、あんなヤツでいいわけですよ、だいたい。

なにより、マイナンバーカードこそ、真っ先にデジタル化すべきです。ICカードを持ち歩くよりよほどいい。

社会保障や納税と連動させるのは当然です。そうなったらもう、保険料納付も確定申告もしませんからね。

私の預金口座から勝手に引き落としていただいて結構。その他の税金もみなどうぞ。

個人情報がどうの、セキュリティがどうのという人もいるでしょうけど、それを言い出したらキリがない。

日本人はとかく、本来やるべき事よりも副作用の方を先に心配してしまいます。ワクチン行政と同じです。

世界水準以上の安全対策をして、少なくとも世界標準レベルのデジタル化を、チャッチャと進めましょうよ。

もちろん、情報漏洩による国民財産の損失に対しては、政府が完全に補償する仕組みをつくってください。

デジタル化を迅速に推進させることで得られる、国民とお役所のメリットの方が、もはやよほど大事です。

などと偉そうに言いながら、私はまだマイナンバーカードを作っていません。

だから言うんですけど、プラスチックのICカードはもう古い。やるなら一気にデジタル化でしょう。