恒例のAppleイベントが、私が天草でグースカ寝てる間に(今日午前2時から)開催されました。
この中で、次期Apple WatchとiPadが発表されました。次期iPhoneの発表は、来月になるようです。
今回とくに私が注目するのは、「Apple Watch Series 6」の、血中酸素飽和度モニター機能です。
血液の酸素飽和度(Sp)は、呼吸・循環機能によって常に、正常範囲に保たれています。
Apple WatchにSpモニター機能が搭載されれば、これは医療面で大きな意義があると考えられます。
コロナ肺炎や、喘息や、心不全や、睡眠時無呼吸症候群に伴う低酸素状態を、自宅で発見し得るからです。
また、在宅酸素療法(HOT)中の方が、持続Spモニターとして使うことができるかもしれません。
これに先だって今月、Apple Watchが家庭用心電・心拍モニタとしての医療機器承認・認証を取得しました。
<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2763.html" target="_blank" title="心電図機能">心電図機能</a>は「Apple Watch Series 4」のときから搭載されていたのですが、日本では使えませんでした。
不整脈がわかるということは、心房細動などの重要不整脈をリアルタイムで警告してくれるということです。
Apple Watchのデータをそのまま診療に使うわけにはいかなくても、医療機関の受診や検査の動機になります。
重症(ときに致命的)不整脈の早期関知・早期治療のためには、たいへん有効です。
私も自分の不整脈監視のためにも<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2990.html" target="_blank" title="Apple Watch">Apple Watch</a>を利用したいところですが、いまはちょっと無理。
コロナの感染予防を考慮して手首の消毒をしやすくするために、この数か月、腕時計を使ってないのです。
せっかくApple Watchが健康器具として進化しているのに、コロナ禍ではなかなかその機能を生かせません。