「Uber Eats」が熊本でも始まりました

「Uber Eats」のサービスが今日から、熊本でも始まりました。

都会から順に広まってきて、熊本県は全都道府県中の25番目なので、ほぼ真ん中っちゅうことですかね。

こういうのは、利用するかどうかは別にして、とりあえず環境だけは整えたいのが私の性(さが)。

さっそくアプリをインストールしたら、「現在地周辺はサービス提供エリア外です。」と出ました。ありゃ。

Uber Eatsのサイトによると、サービス対象は熊本市内だけ。菊陽町は対象外でした。ガッカリです。

さらにサービスエリアのマップ(←見にくい)をよく見たら、当院付近は熊本市内なのに対象外。トホホです。

ま、日頃からほとんど毎晩家庭料理(旅行時を除けば外食は年に2,3回?)なので、さほど痛手はありません。

そもそもアプリをインストールする意味もありませんでした。

「Uber」は、つかまりにくいタクシーがヒントになって米国で10年前に始まったという、配車サービスです。

それが、オンラインフードデリバリーサービス「Uber Eats」に拡大したのは、つい5年前のこと。

この発想で行けば、さまざまな「Uber」ビジネスが、今後出てくるでしょうね。

真っ先に思いつくのは「Uber Clinic」。いつでも、最寄りの登録医師が往診してくれるサービスです。

アプリを立ち上げると最初の選択項目は、医者を呼ぶ理由。熱、咳、倦怠感、味覚障害などから選びます。

あと、医者のタイプの希望。イケメン、ベテラン、貫禄あり、温厚、むしろ怒鳴る、神経質、などを選べます。

禍(わざわい)を転じて渦と為す

「コロナ禍」という言葉を、最近はよく目にし、耳にもします。当ブログでも4月から使っています。

「舌禍」とか「災禍」とか「ワクチン禍」などの言葉で使われる「禍」(か、わざわい)を用いた表現です。

この言葉についてNHKは慎重で、7/1付でNHK放送文化研究所のサイトに、次のように書いてありました。

・「書きことば」としては効果的でも、「話しことば」としては、あまりなじまない

・聞き取りにくく、聞き取れたとしても最近使われ始めた新語であるため意味が伝わりにくい

・番組タイトルやニュースのテロップでの使用はあるが、読み原稿やスタジオトークでは使わない

・今後、新語の「コロナ禍」が世の中でどのように使われていくのか見極める必要がある

ネット上では、「コロナ渦」という間違いをしばしば目にします。「禍」のところが「渦」になっています。

前述したNHKのサイトにも、「『コロナ鍋』『コロナ渦』という表記も時々目にする」とありました。

「こうした間違いによって新たな『災い (禍)』を引き起こさないようにご注意」と、斜め上からのご意見も。

ところが、です。7月31日放送の「ニュース9」で、目を疑うような、次の様なテロップが登場しました。

「コロナ渦で失われる仕事 求められる人材とは」

どうしたんですか、NHK。見事に「コロナ渦」じゃないですか。自ら災いを起こしてるじゃないですか。

その数分後、「○コロナ禍 ×コロナ渦」とのテロップを出して、和久田麻由子アナが深々と頭を下げました。

局内のチェック体制の問題よりも、テロップ製作者が「渦」という漢字を使った経緯、その方が気になります。

「渦」という漢字は、「うず」から変換しなければ、なかなか出てきません。うっかり変換ミスは考えにくい。

つまり「コロナ渦」は変換間違いではなく、それで正しいと信じてテロップにしたのだろうと推測します。

人々が巻き込まれている(渦中にある)という意味からすれば、「コロナ渦」もあながち見当違いじゃない。

「コロナ禍」も「コロナ渦」も、少しニュアンスの異なる、それぞれ正しい表現だと思うべきかもしれません。

「世田谷モデル」に難癖を付けるヒマがあったら・・・

「世田谷モデル」なんてのが、脚光を浴びてますね。世田谷区の、PCR検査拡充プロジェクトのことです。

保坂展人区長の行動力と、ブレーンたる児玉龍彦名誉教授が打ち出した、もしかすると画期的な取り組みです。

まずは医療従事者などの無料定期検査を行い、最終的に「いつでも・だれでも・何度でも」を目指すとのこと。

それで思うんですけど、プロ野球選手らが定期的にPCR検査を受けられるのって、ちょっと不思議ですよね。

大きな資金力を持って独自の検査センターを構築したのだとしても、現状では不公平感がぬぐえません。

球団やJリーグの資金でできることなら、どうして国にできないのだろうと思ってしまいます。

世田谷モデルは、4月に立ち上げた、幅広く抗体検査を行う社会的検査プロジェクトに始まるようです。

ところが思いのほか第2波が早く来たので、研究的な抗体検査から実戦的なPCR検査へと切り替えたとのこと。

「プール方式」を利用することで、1日当たりの検査数を1桁増やし、2〜3千に引き上げようとしています。

何人分かの検体をまとめて検査し、もしも陰性なら全員陰性、陽性なら検体を個別に再検査するやり方ですね。

「天秤を2回だけ使って、8個の金貨の中の1個のニセモノを探せ」というパズルを、なぜか思い出します。

プール方式はたしかに、合理的です。手間と費用を節約でき、検査数を飛躍的に増やすことが出来ます。

しかし日本にはまだ、検査を増やしたら感染者が増えすぎて医療崩壊につながる、と言う人がいます。

また、検査数が増えれば偽陰性や偽陽性も増えます。そのことを問題視する方もいます。

でも偽陰性の問題を言うのなら、未検査の無症状感染者がおおぜい社会に出ている現状の方が問題です。

偽陽性もたしかに気になりますが、その率が高くないなら、やむを得ないでしょう。許容するしかありません。

日本人って、本来なすべき事よりも、その副作用の方を過大に捉え、懸念して動けなくなる傾向があります。

保坂区長のような、物事を合理的に考えられる政治家は日本では珍しいのですが、いま、求められています。

懇親会なんて、不要不急の最たるモノでしょう

熊本市医師会の会員懇談会(会務報告と懇親会)は、今月下旬に開催される予定でしたが中止になりました。

そりゃそうでしょ。参加者の中から1人でも、たった1人でも感染者が出たら、あとで大変なことになりますよ。

「医師が新型コロナウイルス感染 医師会懇親会に参加後に発症」そんな新聞見出しが目に浮かびます。

「こんな時期にお医者さんが懇親会するって、どうなんですかね」と、ワイドショーも食いつくでしょう。

しかしそんな非難よりも何よりも、クラスターの発生が懸念されます。医師会懇親会クラスターです。

クラスターの怖さは、それが発覚した時点ではすでに、感染がある程度拡大してしまっているということです。

市内のあちこちの医療機関の医師たちの感染が次々に発覚し、外来診療が次々に止まっていくなんて地獄です。

それに医師らは、感染しているとは知らずに何日間か診療を行っていたはず。最悪のパターンです。

他の職種・業種ならいざ知らず、医師会がそんなリスキーな会合を開いてどうしますか。

懇親会なんてまったく不要不急です。会務報告だけなら文書の配布で十分。

当初は、最大限に注意を払って懇談会を敢行する雰囲気でしたが、ギリギリのところで踏みとどまりました。

日本各地の感染状況を見ていると、市中感染も気にはなりますが、いまだにクラスターも大問題です。

この場所が、この施設が、この会合が、クラスターになりはしないかと、常に意識する行動が必要です。

コロナのワクチンは待ち遠しいけど、よく効くヤツお願いします

新型コロナウイルス感染者数がまた、過去最大値を更新しました。東京、沖縄、大阪のほか、福岡もヤバい。

そんなニュースの中で唯一の「朗報」は、ワクチンの国内供給についての見通し報道でしょうか。

日本政府とワクチンの供給について合意したメーカーは、米国の「ファイザー」と英国の「アストラゼネカ」。

前者からは1億2千万接種分、後者からも最初に3千万回、最終的には1億2千万回分が供給されるとのこと。

国と製薬会社(および英米政府)との間で、どのような買い取り条件を約束したのでしょうね。気になります。

喉から手が出るほど欲しいワクチンですから、かなりの高値だったことでしょう。まあ、効けばいいですけど。

加藤厚労相はこの件について、記者の前でメーカー名を「アストロゼネカ」と言いました。しかも2度も。

大事な交渉相手の名称ですが、うっかり言い間違えたと言うよりも、間違えて覚えてしまっているようです。

私が「アストラゼネカ」のCEOなら、ワクチン供給契約を破棄したくなりますね。

確保できたワクチンは、2社合わせて2億4千万回分(1億2千万人分)です。ほぼ日本人全員に接種できます。

いろんな理由で、ワクチンを接種したくない人もいるでしょうから、たぶん少し余るぐらいの本数です。

ただし、いちどに全部が供給されるわけではないので、接種には優先順位が付けられることになるはず。

「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-878.html" target="_blank" title="特定接種">特定接種</a>」に準じるとすれば、優先的に接種を受けられるのは、

・医療の提供又は国民生活・国民経済の安定に寄与する業務 を行う事業者の従業員

・新型インフルエンザ等対策の実施に携わる公務員

ということになるかもしれません。

新型コロナ感染症は、インフルエンザよりも感染力がやや強く、また無症状の感染者が多いのが特徴です。

なので治療薬よりもワクチンの方が、社会のためには重要かもしれません。どっちにしても、早くしてくれ。

保守点検料をケチったら、修理費が高い

夏休みに入ったので、小中学生が心臓超音波(心エコー)検査を受けるために、三々五々やって来ます。

学校検診で<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3185.html" target="_blank" title="心雑音">心雑音</a>を指摘された子どもたちの、精密検査の一環です。

開院以来使ってきた東芝メディカル(現キヤノンメディカル)製の超音波検査装置は、一昨年買い換えました。

ノートPC型のGE製の装置です。<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2406.html" target="_blank" title="TVドラマでキムタク">TVドラマでキムタク</a>が使っているのを見て、決めたのです。いけませんか?

ところがこの装置、最近調子が悪かったのです。

記録ボタンを押すたびに画面が数秒間止まるので、検査もいちいち中断してしまいます。とてもストレス。

我慢してだましだまし使ってきましたが、もう耐えきれず、メーカーに修理を依頼しました。

するとどうやら、私が最近エコー装置をLANに接続するのを止めていたことが原因だと判明しました。

よく見ると、LAN経由でサーバーPCに送られるはずのスプールファイルが、記憶装置を占拠していました。

行き場を失った何百ものDICOM規格の画像や動画が、HDDの中に澱(おり)のように溜まっていたのです。

そういえば、行き場を失ったパケットがネットワーク上に溢れて障害が発生、なんてIT記事をよく目にします。

パケットがグルグル堂々巡りをしてトラブルを起こすなど、まるで心房細動のリエントリー回路のようです。

エコー装置も所詮、Windowsの上で動いています。少し知識があれば、自力で解決できたかもしれません。

そう思うと、とくに部品を交換するわけでもなかったのに、結構な修理費になったことが悔やまれます。

無料修理保証期間を、少し過ぎていただけで有償修理になったことも、釈然としない理由のひとつ。

滅多なことでは故障することも無かろうと思い、高額な保守点検契約を結んでなかったことが災いしました。

などと、スケールのちっちぇえ話を書いてますけど、コロナ禍のさなかでの修理費は痛いのです。

イソジンがコロナに効くという発言の勇み足

「イソジンうがいがコロナに効く」(※本稿では、簡便のためポビドンヨードを「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1528.html" target="_blank" title="イソジン">イソジン</a>」と記載します)

吉村大阪府知事が昨日発表した「うそみたいな本当の話」は、賛否両論の大きな波紋を呼んでいます。

大阪はびきの医療センターの研究によれば、イソジンうがいをしたら唾液のPCR検査陽性率が減ったとのこと。

そりゃあ消毒した唾液でPCR検査をしたら、陰性になるのが当たり前じゃね?、というのが私の第一印象。

しかし考えてみると、唾液中のウイルスを減らせば、結果的に感染力を減らす可能性は否定できません。

なので私としては、まとまった研究データを待とうかという、賛否で言えば「賛」寄りの立場でした。

件の「イソジンうがい推奨」会見によって、昨日から薬局はイソジンが品切れ騒ぎのようです。

知事の発言は勇み足というか、少々思慮を欠くものでした。すなわち、

(1)科学的検証が不十分な研究成果を、公的立場の人間が断定的に公表した

(2)その発言によって引き起こされる混乱を考慮してなかった(または甘く見た)

残念なことに、吉村知事は今日の釈明会見で次のように述べました。まさしく二枚舌としか言いようがない。

「予防効果があるということは一切ないし、そういうことも言ってない」

あのね、感染症の予防効果が「一切ない」としたら、イソジンうがい薬の存在価値って何ですか。

ちなみに当院では、うがい液にはアズノールという薬をもっぱら処方しています。消炎目的のうがい薬です。

イソジンうがい液を処方することがなくなったので、隣の薬局にも、ほとんど在庫は置いてないはず。

なので「コロナ予防」の目的で当院に来られても、イソジンの処方はできかねますので、ご了承ください。

そうでなくても、6年前からイソジンうがい液単独の処方は<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-862.html" target="_blank" title="保険適用外">保険適用外</a>になってますので、ご注意ください。

帰省を規制する既成事実など規正したらどうかと藤井棋聖が言ったとか

「自粛しろ 経済まわせ 家にいろ 旅行には行け 帰省はするな」

誰が詠んだかネットで出回っている短歌。上手い。上手いけど笑えない。チクハグな政策をディスる一句です。

ここに来て政権内からも、帰省は制限しないとの声が出始めましたが、人によって言うことがバラバラ。

新型コロナ感染では、誰にも予測できない展開が続いています。誰が担当しても政権運営は難しいのです。

「マスクしろ 隙間はなくせ 鼻出すな 二重顎なら 出してもいいよ」

いま作りました。ヘタですみません。例の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3151.html" target="_blank" title="アベノマスク">アベノマスク</a>。ご本人もついに、使うのやめちゃいましたね。

何をやっても、考えが足りない上に動きが遅い。アベノマスクのドタバタも、コロナ政策を象徴しています。

とは言え、熟慮して迅速にというのも無理な注文。ならば、毎日でも真摯に会見して、国民を味方にしなきゃ。

「過ちて改めざる、之を過ちと謂う」「過ちては改むるに憚ること勿れ」

結局これ。過ちそのものよりもむしろ、それを改めない硬直化した態度の方が問題。意地っ張りはダメ。

ただし、政策方針を転換・修正するときは、その都度誠実に丁寧に説明しないと、国民からは不信感が出ます。

このコロナ禍で、先々までずっと変更無く通用する政策などありません。朝令暮改は恥だが役に立つのです。

いまから言うのもアレですけど、今年の流行語大賞って、もう、候補が多すぎて選べませんね。

新型コロナウイルス感染症に関して、やれる研究は全部やろう

新型コロナウイルスに感染してしまうことは、誰にとっても悲劇です。好きこのんで感染する人などいません。

どんないきさつがあったにせよ、わずかでも反省点があったとしても、当人がいちばん苦しんでいます。

隔離は必要ですが、感染者を責めたり濃厚接触者を差別するような行為は言語道断。明日は我が身ですから。

よほど有効なワクチンでもできない限り、全国民の半数はやがて感染するでしょう。

「イノベーター理論」になぞらえて言うなら、いま感染している人はある種「イノベーター」かもしれません。

感染経路は未知数、検査態勢は不十分、特効薬もまだ無い中で、コロナの海に飛び込んだわけですから。

その人の行動や診療経過やすべての経験が、ほかの大多数の人々の感染予防や早期治療にきっと、役立つはず。

純粋な医学的観点から言うなら、すべての感染者の血液や唾液等を採取して保管することを、私は提案したい。

検体中に存在する、あらゆる物質や遺伝情報を、スパコン「富岳」あたりで徹底的に解析してほしい。

感染後に起きる体内変化や重症化しやすい因子などを究明すれば、治療や予防のためにきっと役立つはず。

たとえ今は何も突き止められなくても、数年後に何かを調べたいとき、検体保存の意義は絶大です。

ずいぶん前、私の患者に投与した血液製剤が、後になって<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-447.html" target="_blank" title="薬害エイズ">薬害エイズ</a>の原因だと判明したことがありました。

さいわいにも、たまたま保管してあった患者血液検体を調べることで、HIV陰性であることが確定しました。

いま分かっていないことが、後になって解明されたり、逆に問題化することなど、いくらでもあり得ます。

人類が初めて遭遇した「コロナ危機」に、いまこそ英知を結集し、役に立ちそうなことは全部やりましょう。

コロナ感染者数が「右肩上がり」の違和感

新型コロナウイルスの感染者数は、多少ジグザグ増減しながらも、ここのところおおむね増え続けています。

大阪で200人越えした日に吉村知事は、「(感染者数は)右肩上がりで上がっている」と言いました。

その前には沖縄の玉城知事も、グラフを示しながら「右肩上がりになっている」と説明していました。

新聞でもテレビでも、今日もNHKで、コロナ関連の数字について「右肩上がり」を使っていました。

でも私は、コロナ感染者数という「悪い事」に「右肩上がり」を使うことには、どうしても抵抗があります。

感染者数が「伸びてきましたね」なんて言われると、なんかイヤですよね。それと似た違和感です。

辞書(大辞泉)には、「後になるほど数値が大きくなること。後になるほど状態がよくなること」とあります。

同義の「右上がり」も、「どんどん数値が上がっていくこと。後になるほど状態がよくなること」でした。

用例を見ても、業績とか売上とか成長率とかの「良い事」ばかりが登場します。「悪い事」は見当たりません。

つまりこの表現は、数値が増えることが好ましい事柄に用いるのが普通なのです。

であるなら、「右肩上がり」をわざわざコロナには使わないでほしい。そのような配慮がほしい。

ところで「肩」という言葉は、本来は人や動物の肩ですが、生物以外のモノの上部のかどの部分も指します。

なのでグラフの右上の角を「右肩」と呼び、グラフの右上が上がっていたら「右肩上がり」となるのでしょう。

でも、人を正面から見て、向かって右側の肩が上がっていたら、それは左肩です。左肩上がりです。

グラフの立場に立てば、「向かって右肩上がり」は、「グラフの左肩上がり」じゃないのかと思ったりします。

「肩」という解剖学用語を使うのであれば、左右を間違えないよう願います。私の違和感は、むしろそっちか。