敬体と常体を混在させたっていい!(ぺこぱ風)

休診日はたいてい、外出もせず(コロナ禍なので)、自宅か職場でデスクワークとか読書などしています。

TVのニュース番組はつけっぱで、昼間なら「ひるおび!」からの「ゴゴスマ」経由の「Nスタ」です。

そのひるおび!では五分五分視していた安倍首相の辞任は、ゴゴスマの冒頭から速報が出て驚きました。

Nスタではずっと安倍首相の会見を中継をしていましたが、CMが入るので結局、NHKに切り替えました。

なお「ミヤネ屋」は見ません。人の言うことをまったく聞かないで番組を進行させる某MCが嫌いだからです。

ひるおび!は、午前10時25分から3時間半の生放送ですが、熊本では「3分クッキング」が割り込んできます。

3分とは名ばかりで10分間の中断です。今日は「ガーリックシュリンプ」が美味しそうでした。

「くまもっと まなびたいム PLUS」という教育番組も、今日はひるおび!の時間帯に放送されていました。

「中3 夏の陣」シリーズだそうで、RKKは国語を担当。今日のテーマは「課題作文」でした。

解説の先生が「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-736.html" target="_blank" title="敬体と常体">敬体と常体</a>を混在させてはならない」と強調していましたが、これにはいつも疑問を感じます。

この原則はケースバイケースで判断すべきコト。常にそうすべきだという教育は、杓子定規で不自由です。

NHKのニュース原稿は敬体ですが、誰かの発言内容を引用するときには、たいてい常体が混在してきます。

放送用語委員会によれば、引用であることをわかりやすくするために、その部分だけ常体を用いるのだとか。

しかし、その引用文章中の最後の文末だけは敬体にする場合もあるようで、臨機応変ということでしょう。

最後だけ敬体に戻して、全体のニュース原稿のトーンを保ち、聞きやすくする効果があるかもしれません。

このような用法を広げるなら、聞き手(読み手)への効果を狙って、敬体・常体の混在はアリだと思います。

だいたい、作文の目的は何。課題作文なんて言ってますけど、何かを人に伝えることこそが文章の目的では?