夜間のエアコンつけっぱなしって、昔なら非常識だったはず

熱中症対策としてメディアは、「夜間のエアコンつけっぱなし」を、さも当たり前のように推奨しています。

でもそんな話、私はつい最近になって聞いたような気がします。10年20年前からそう言ってましたっけ?

最近わかってきた知見を、さも昔からの常識のように上から解説するメディアには、辟易します。

私が子どもの頃(昭和40年代)は、自宅にエアコンなんてありませんでした。夜は窓全開で寝るのみです。

扇風機はつけてましたが、ずっと風に吹かれると疲れるので、首振りやタイマーを使っていました。

真っ昼間にも、扇風機の熱い風に当たりながら、蝉時雨の中で夏休みの宿題をしていたのを思い出します。

今と当時(50年前)とでは気温が違うと言う人もいるでしょうけど、平均気温でせいぜい、1℃の違いです。

どうして人はこんなに暑がるようになったのでしょう。何が違うんでしょうね。まさか、人間のこらえ性?

あるサイトには、夜間の室温は25〜26℃にせよと書いてありますが、これは賛同しかねます。寒すぎますよ。

私は27℃です。この室温なら、薄いタオルケットをかぶる程度で、ちょうど良い具合に眠れます。

でも去年までは26℃設定で、夜間に肌寒くなってエアコンを切ったり、またつけたり繰り返していました。

寝入りばなこそ少々涼しいぐらいがいいですが、深夜の良眠維持にはあまり涼し過ぎない方が良いですね。

理想的には、寝る前までにしっかり部屋を冷やしておき、寝るときには設定温度を上げるのが良いのでしょう。

たとえば、寝る1時間前から25℃設定でエアコンをつけておき、寝る段になったら27℃に上げる、とか。

でもね、何時に寝るかもわからないし、あらかじめエアコンをつけるのって、忘れるんですよね。

ONから2時間後に設定温度が1度上がるみたいに、温度をタイマー設定できるエアコンって、ないですかね。