「自粛しろ 経済まわせ 家にいろ 旅行には行け 帰省はするな」
誰が詠んだかネットで出回っている短歌。上手い。上手いけど笑えない。チクハグな政策をディスる一句です。
ここに来て政権内からも、帰省は制限しないとの声が出始めましたが、人によって言うことがバラバラ。
新型コロナ感染では、誰にも予測できない展開が続いています。誰が担当しても政権運営は難しいのです。
「マスクしろ 隙間はなくせ 鼻出すな 二重顎なら 出してもいいよ」
いま作りました。ヘタですみません。例の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3151.html" target="_blank" title="アベノマスク">アベノマスク</a>。ご本人もついに、使うのやめちゃいましたね。
何をやっても、考えが足りない上に動きが遅い。アベノマスクのドタバタも、コロナ政策を象徴しています。
とは言え、熟慮して迅速にというのも無理な注文。ならば、毎日でも真摯に会見して、国民を味方にしなきゃ。
「過ちて改めざる、之を過ちと謂う」「過ちては改むるに憚ること勿れ」
結局これ。過ちそのものよりもむしろ、それを改めない硬直化した態度の方が問題。意地っ張りはダメ。
ただし、政策方針を転換・修正するときは、その都度誠実に丁寧に説明しないと、国民からは不信感が出ます。
このコロナ禍で、先々までずっと変更無く通用する政策などありません。朝令暮改は恥だが役に立つのです。
いまから言うのもアレですけど、今年の流行語大賞って、もう、候補が多すぎて選べませんね。