人の移動とクラスターで、状況は一変するってことですね

多くの府県で、新型コロナの最多感染者数を更新しています。何よりも熊本で大幅に増えているのが怖い。

熊本県北部では複数のクラスターが発生し、さらに熊本市内でも感染者が急増しています。

これだけ暑くて湿度も高い日々が続いているのに感染拡大が続くって、どういうウイルスなんですか。

大西一史市長は、危機意識を市民に抱かせるためでしょう、昨夜次のようにツイートしました。

「今日の感染者が熊本市で過去最高の6名となりましたが、この数字は人口が熊本市の約20倍の東京都に置き換えると120名となります。本日の東京都の感染者数が131人ですから人口割ではほぼ同じ規模の感染者が出たということになります。そうイメージしてみると今の熊本市の状況は大変厳しい状況なのです。」

熊本「市」と東京「都」を比較するってどうなの、と最初は思ったのですが、あながち間違いでもなさそう。

昨日の熊本県(人口174万)の33人は、今日の東京都(1400万人)の266人にピッタリ一致します。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数では、熊本県は全都道府県の11位まで上がっています。

ひところは大人しかった熊本ですが、人の移動+クラスターで、あっという間に状況が一変してしまいました。

全国の感染者数の推移のグラフを見るとあらためて、よくこのタイミングで<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3214.html" target="_blank" title="Go To">Go To</a>を始めたものだと思います。

この4連休の2週間後に何が起きるのか。「来月は目を覆うばかりの状況」という予言が的中しそうで恐ろしい。