国民がそうだと思ってるのに政府はまだ認めないコロナ第2波が、ついに熊本にも襲来してきました。
マスクや消毒薬も、また不足するのでしょうか。念のため発注しようとしたら、すでに売り切れています。
院内在庫を確認するとマスクは十分ありましたが、手袋が不足気味で、アルコール消毒薬の在庫も頼りない。
そのアルコール消毒薬は、濃度80%前後のもの以外に、何かの足しにと購入した59%のものがありました。
そうそう、例の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3126.html" target="_blank" title="優先供給スキーム">優先供給スキーム</a>」で届いた高濃度(95%)アルコールの一斗缶も保管しています。
コロナウイルスに有効なアルコール濃度が80%前後であることは、すでに良く知られていることです。
低濃度では殺菌力が弱く、高濃度過ぎたら殺菌する前に揮発してしまいます。
そこで今日は、一斗缶の95%と低濃度の59%を混ぜて77%のアルコール消毒薬を作製しました。その手順は、
(1)4Lの59%アルコールを、同じ形の容器に半分ほど入れて、2Lずつに分割する。
(2)一斗缶の95%アルコールを、それらの容器に注ぎ込んで、それぞれ合計4Lにする。
簡単な作業ですがしかし、一斗缶を開栓する段階で、少々手こずりました。
古い記憶に基づいて、金属の蓋の真ん中を押せばペコッと開くだろうと、安易に思っていたのです。
ところが、手が痛くなるほど強く押しても、びくともしません。私の筋力または根気がないのか。
白い封印のようなモノが邪魔をしているようにも見えます。そこでネット検索。ありました。
白いのはプロテクターらしい。それを引っ張り剥がすと、いとも簡単に蓋が押せるようになりました。
これって常識なのかもしれませんが、でも私のような素人のために、一斗缶に説明書を貼っといてほしかった。
国の「優先供給スキーム」は、なかなか不親切で大雑把です。少しでも早い供給のためなので我慢しますけど。