未曾有の事態なのだから、今後の展開が想定できるはずがない

豪雨災害のニュースにかき消されていたコロナが、その存在をアピールするかのような、いやな雰囲気です。

今日の東京都の感染者数224人には、驚きや落胆を通り越して、恐怖すらおぼえます。

先週あたり、今後爆発的に感染者数が増える予測グラフをどこかで見かけましたが、そうなるかもしれません。

以前、第2波の方が大きくなる場合もあると、誰かが言ってましたが、それもその通りになるかもしれません。

世の人々は得てして、悪い出来事に対して表面では大騒ぎをしつつも、心の中では甘く見ていたりします。

平静を装いながらも危機管理に抜かりないはずの小池都知事も、本心では危機感が欠けているかもしれません。

検査件数の増加が、感染者数(=感染が判明した人)の増加につながった、なんて都知事は言ってます。

それって、検査件数が少ない頃は感染者を見逃し、野放しにしていたことを認めるようなものですけどね。

いまでもまだ検査件数が足りないかもしれないと、そう思い至る余裕が都知事にあればよいのですが。

医療体制がひっ迫していない等の理由で、イベント開催制限の緩和などは明日予定通り行われるようです。

社会・経済への影響を考えると、やみくもに自粛すれば良いというものではありません。

たぶん答は無いのです。答は無くても政策は必要で、しかもどのような政策であれ、叩かれる運命です。

叩かれたくないことばかり考えて、何も動けない政治家が、最悪です。