某カード会社から電話がありました。
「昨夜9時頃、○○電気の通販サイトで買い物をされましたか?」
「そんな覚えはありませんが、どういうことですか?」
「やはり、そうですか。何者かがお客様のカードを不正に使用したようです」
聞けば、そのカード会社の複数のカードから、ほぼ同時刻に、○○電気のサイトで買い物があったとのこと。
カード会社がそれを怪しんで、私を含むカードの持ち主に確認の連絡をして、今回の一件が発覚したわけです。
詳細は不明ですが、何からの方法でカード番号を「犯人」が入手し、ネット通販に利用したようです。
「では、今からお客様のカードを無効にします。後日新しいカードを送りますが、カード番号が変わります」
「はい、お願いします」。でも、あー困る。とても困る。だって、クリニックの経費用メインカードですから。
電気、電話、ネット、新聞、メルマガ、セコム、通販等々、このカードで14の支払いを登録しているのです。
その一件から数日して、新しいカードが届きました。さっそく今日、カードの切替手続きを一斉に行いました。
14件のうち12件は、Web上で変更操作が完了。ただちに新しいカード番号が使える状態になりました。
1件は、電話で申請してWeb手続き用のID・パスワードを郵送で取り寄せていたので、本日手続きを完了。
残る1件は、カード切替申請書の請求手続きを、ネットで行いました。後日、その申請書が郵送されてきます。
多くの企業が、Web上の手続きだけでカード変更が可能でしたが、一部にまだアナログな作業が残っています。
なんにしても、手間をかけさせやがって、犯人のやつめ。金銭的被害が防げたのが、不幸中の幸いです。
犯人が「欲張った」おかげで犯行が発覚しましたが、私のカードだけが使われたのなら、バレなかったかも。
巧妙なハッキングを防ぐのは難しいですが、やはり、カードの利用明細にはきちんと目を通すことですね。