九州北部や関東甲信を含む全国の各地が、本日梅雨入りしました。
そのニュースを聞くまでもなく、熊本は今朝から土砂降りです。昨日までは真夏日だったのに急な変わりよう。
いまから1カ月あまり、どんよりとした天気と、どうかすると災害につながりかねない雨が降ります。
豪雨災害が起きた際に、今年は避難所での3密が問題となり、それがイヤで避難が遅れることが懸念されます。
いまのうちから、3密を避ける避難所の工夫を、各地域が準備しておかなければなりません。
なんなら巨大地震や火山の噴火やミサイル攻撃が起きる可能性までをも、考慮する必要だってあるはず。
危機管理の観点からは、最悪のなかでも最悪、究極の未曾有の事態を想定して備えることが重要でしょう?
ちょうど3月末に、政府の中央防災会議が、富士山の大規模噴火のシミュレーションを公表しました。
このタイミングは偶然にしても、泣き面に蜂(しかもクマバチ)を想定するのは、悪趣味ながらも有意義です。
東京都は、「東京アラート」を明日解除すると決定しました。休業要請の措置も「ステップ3」に移行します。
私はその判断には異を唱えませんが、感染の再拡大の兆候があれば、すぐに後戻りする準備も必要です。
あとはただ、豪雨災害とコロナ第2波が重なりませんようにと、祈るばかりです。
熊本市では、もう1カ月以上、新規の感染者が確認されていません。入院者も昨日、ゼロとなりました。
私も今日は、診療中にゴーグルは装着してもフェイスシールドは使いませんでした。これは久しぶりのこと。
でもあとで、「あのときは油断してたな」と後悔することのないよう、注意は怠らないつもりです。