いまライオンが逃げたと聞いても誰も驚きませんが、それでいいのか?

熊本の市街地で「鹿」が目撃されたというニュース。どこから来たんでしょう鹿。まさか動物園?

そういえば熊本地震の時、動物園からライオンが逃げたという「ガセ」が世間を騒がせました。

もう免疫が付いたので、今ならライオンが目撃されたと聞いても信じませんが、鹿ならばあり得る話です。

ググってみると、トップにヒットしたのは熊本市のサイト「二ホンシカの出没・目撃情報について」でした。

どうやらガセではなさそう。で、そのページに行ってみたんですけどね、これがどうも違和感がある。

タイトルの「二ホンシカ」の「二」がおかしい。本文中の「二」もおかしい。なんだか漢数字に見える。

文中の「二ホンシカ」をコピペして、文書ソフトで大きな明朝体に拡大して確認。やっぱり漢数字じゃん。

どういういきさつで、「ニホンシカ」の「ニ」だけ、カタカナではなく漢数字の「二」で入力したのか。

担当者が「鉛筆、二ホンシカ、ナイアルヨ」みたいな文を入力して、妙な変換を辞書が学習してしまったのか。

よく見るとサイトの文章中には、「二ホンシカ」と「ニホンジカ」が混在しています。どういうことですか。

もう気になって気になって、先に進みません。ていうか、これって中華製の偽サイトじゃないの?

Amazonとかで商品の情報欄を読むと、どうにもヘンテコな日本語によく出くわします。たいてい、笑えます。

何度も言ってきましたけど、その手の業者内には、日本人スタッフとか日本語の校閲者っていないのですか。

もしかすると、熊本市役所でも、ネイティブじゃない方が公式サイトの管理をしてるんでしょうか。

さっき市のサイトを見てみたら、すべて訂正されて「ニホンジカ」に置き換わってました。ちぇ、気づいたな。