東京だけでなく熊本でも、大型連休明けまでの休校延長が決まりました。子どもも家庭も大変だと思います。
そんな中、当院近隣の楠小学校のiPadを使ったネット授業が、今日の全国ニュースで取り上げられていました。
じつは熊本市の全公立小中学校へのiPad導入プロジェクトは、2年前から始まっているようです。
生徒の自宅のネット環境に依存せず使える様に、LTE版(セルラーモデル)のiPadを選んであります。
休校措置が5月で終了するとは限りません。フランスみたいに9月まで休校になる可能性だってあります。
そのような長期戦の場合、iPad授業ができるというのは、とても大きな武器になるでしょう。
ところで悲しいニュースと言えば、福岡や山梨で0歳児の新型コロナウイルス感染者が出たことです。
そのうち山梨の女児は重篤な状況のようです。米国では、生後6週間の女児が死亡しました。
「低年齢の小児に重症の割合が多い」とする中国のレポートも、今頃になって報じられています。
子どもは新型コロナに感染しにくいと、ひと頃まで言われていた都市伝説は、崩れました。
となると、こう言っちゃナンですが、高齢者よりもむしろ幼小児の感染の方が、とても心配になります。
マスクはしないし、何でも口に入れるし、乳幼児をウイルスから守ることって、とても大事で難しい。
保護者の責任が重大ですが、医療機関でも、院内感染予防には最大限の配慮をしなければなりません。