東京がオーバーシュート一歩手前。果たしてロックダウンはあるのか。

東京都で41名の新たな感染者発生を受けて、小池都知事が緊急会見で「今週末の外出制限」を要請しました。

現状を「感染爆発(オーバーシュート)重大局面」だと表現しました。爆発一歩手前、という意味でしょうか。

新型コロナウイルスに関連しては、感染症の専門家らの口から、耳慣れないカタカナ言葉が登場しています。

これに河野太郎防衛相が「なんでカタカナ?」と、下記のごとく苦言を呈したといいます。どうでもいいけど。

「クラスターは集団感染、オーバーシュートは感染爆発、ロックダウンは都市封鎖ではダメなのか」

まず、英語の堪能な河野氏が外来語を嫌ってみせるところが、すでに嫌みな感じです。

日本語を使うか外来語を使うか、一方に統一する必要はなく、伝わりやすい方、言いやすい方でいいのでは?

「パンデミック」

日本語で「世界的大流行」と言うよりもシックリきます。しかも言いやすい。言い換える必要を感じません。

「クラスター」

「集団感染」と同義とは思いません。強いて言うなら「集団感染集団」か。もう、クラスターでいいでしょ。

「オーバーシュート」

感染者数のグラフが突き抜けて縦軸が足りない、ってイメージですかね。「感染爆発」でも悪くないけど。

「ロックダウン」

これはたしかに、「都市封鎖」とか「首都封鎖」の方がインパクトがあって危機感・有事感が伝わりますね。

いずれにしても、カタカナばかり使うなと、いちいち目くじら立てる必要なし。国民には伝わってますから。

さて、東京の爆発は収束するのか。首都封鎖はあるのか。日本全体の今後を占う意味でも、重大な局面です。