東京五輪は1年延期。来年はきっと、無事開催できますように

東京五輪は、1年程度延期されることが正式に決定しました。そりゃ、そうでしょ。

名称はそのまま「東京2020」でいくようですが、この際、「東京2020+1」なんて、どうですか。

今後、正式な開催日程を決めていくまで、調整作業は膨大でしょうね。多方面への影響も計り知れません。

明後日から始まる予定だった聖火リレーは中止です。妙な「ランタン車巡回」を始めてなくて良かった。

しかし最大の懸案は、いま加速しているというパンデミックですね。1年後に終息している保証はありません。

いやそれどころか、1年後でもまだパンデミックかもしれないとさえ思います。

「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として、完全な形で開催する」

安倍首相は今日もそう語りましたが、人類が打ち勝つのは、なかなか難しいウイルスのようです。

「呼吸器系に感染して広がるウイルスで、症状が軽いのに感染力があるものが特に危ない」

そんな警鐘を鳴らした報告書が、2年前に出されています。コロナウイルスを念頭に置いたものだそうです。

いったん収束したように見えても、未感染者が多数いる限り、またすぐに流行が再燃するかもしれません。

油断すれば、いつでもオーバーシュートする危険があります。

なんども言ってきましたが、人口の6割とか8割が感染するまで、ずっと流行は続くのです。

バッハ会長も安倍首相も「五輪中止はない」と言いますが、それはまだ来年にならなければわかりません。