五輪はともかく、流行のピークはできるだけ遅く、それが大事です

「目に見えない敵」だと形容され、世界中を恐怖に陥れている新型コロナウイルス。

まあ、たいがいのウイルスは目に見えませんけどね。

感染力はあるのに無症状だったり軽い症状の感染者が多いという点が、この病気の目に見えない怖さです。

感染者との接触が軽ければうつらず、濃厚接触を提供する特定の場所がクラスター化している傾向があります。

しかし、某バプの事案でも疑われているように、わずかな接触でも運が悪ければ感染する危険はあるようです。

ウイルスが目に見えない以上、何かに触れた後には手洗いをすることを徹底するしかありません。

安倍首相は今日の会見で、検査・診療態勢を拡充し、感染のピークを遅くして、医療崩壊を防ぐと述べました。

ええ、ぜひそうしていただきたい。たとえそのせいで、ピークが7月や8月にずれることになっても、です。

将来的には「タチの悪い風邪」になるのかもしれませんが、にしても、一部の国では多くの死者が出ています。

病気そのものよりも、大勢が一斉に感染・発症し、医療が混乱(崩壊)したのが原因なのかもしれません。

それらの国々に比べると日本は、感染者数については疑問の余地がありますが、死亡者数は少なく感じます。

感染の急拡大が抑え込めているからこそ、医療が追いついて良い結果が出ている、と解釈することもできます。

なんにしても、世界の英知を結集して、できるだけ早くワクチンと治療薬を完成させてほしいものです。