医学的な問題どころか経済上も大問題になってきた「コロナショック」

新型コロナウイルス感染は今後ピークに向かうと想定されていますが、この数日、地震が多くていやですね。

ちょうどコロナのピーク時に首都直下地震が起きるという可能性は、はたして想定されているのでしょうか。

五輪の開催が危ぶまれる中、ギリシャでは採火式が行われ、昨夜はTVの中継で見ました。

夜7時のNHKニュースは、コロナ報道の合間に採火式の生中継が入るという、なんとも微妙な構成でした。

いずれにせよ五輪は、中止なり延期なりが決定するまでは、粛々と準備を進めていくしかありません。

トランプ米大統領は東京五輪に関して「彼らは1年延期するかもしれない」と述べました。余計なお世話です。

「彼らは賢いから自分たちで決めるだろう」と、上からな発言。まことにムカつきます。

とは言え、五輪の延期か中止が現実的になってきてくると、その経済的影響がとても心配になります。

そうでなくてもすでに、世界中で株価が暴落しています。もう誰も、楽観的なことを言えない状況です。

「より一層緊張感を持って市場の動向を注視し、必要な場合には適切に対応していく」

財務相の財務官がそう言ったところで、抽象名詞ばかりで何の具体的戦略もなく、まったく先が見えません。

こと五輪に関して、ノリノリで準備して来た日本人(安倍首相を含む)には、あまりにも大きな試練です。

安倍首相の任期を考えると、五輪を2年延期して次の首相に任せるという選択肢はありません。1年延期が限度。

延期にしろ中止にしろ、すでに日本経済はガタガタ。それなのに、流行のピークはまだこれから。

医療機関としては、できることを最大限にやるしかありませんけどね、自分たちの身を守りつつ…