プロ野球やJリーグが開幕や公式戦再開の延期を決めた中、無観客での開催に踏み切ったのが大相撲です。
休診日の今日は生放送でじっくり観てみましたが、これは、迫力がありますね。
土俵上で、力士が足を擦る音や、腹や顔や太ももやまわしを叩く音が、いちいちシッカリ聞こえる。
そしてなりよりも、力士のぶつかる音のド迫力。息づかいも丸聞こえ。はぁはぁ言ってる。
このような、本来なら会場の歓声にかき消されている音がよく聞こえるので、とても臨場感があります。
考えてみたら、相撲でも野球でも何でも、スポーツ中継の音の大部分は、ファンの声や鳴り物の音ですよね。
だから競技本来の音が何にも邪魔されずに聞こえてくると、まるで生で観戦しているような気がするのです。
それに加えて今回は、観客のいない枡席にTVカメラが設置されているようで、カメラアングルが良い。
もちろん正面からの画にも、よけいな観客が映り込んでいないので、土俵上の取り組みに集中できます。
ただ集中はできるのですが、その分、画面下端に突出している審判長席の親方の後頭部上半分が目に付きます。
とくに今日は、勝負審判の高田川親方の頭が右に傾いているのが、ずっと気になってました。
今日の大相撲の最後の方は、最近話題のNHKの番組配信「NHKプラス」で見ました。これって、便利ですね。
パソコンで何か作業をしながら視線をそらさずにNHKも見れるという、これは久々のヒットだと思います。
いつでも巻き戻しできるので、大相撲の物言いの場面では、NHKのVTRよりも先にプレイバックできました。
追っかけ再生も簡単だし、見逃し放送を見るのも容易。これはとても有効な時間節約視聴法ですね。
NHKの試みは、思いのほか画期的です。今後間違いなく、民法も追随することでしょう。
いつでも過去の放送を見ることができるようになれば、将来は録画装置の必要性がなくなるかもしれませんね。