2月8日なので、当然「ニッパーの日」だろうとググったら、たしかに「ニッパーの日」でした。
ただし最上位に出たのは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-280.html" target="_blank" title="工具の「ニッパー」">工具の「ニッパー」</a>ではなく、犬の「ニッパー」の記念日でした。
ビクター(JVCケンウッド)のトレードマーク、「His Master's Voice」の犬の名が「ニッパー」だそうです。
この絵は、病死した飼い主の声が聞こえてくる蓄音機をのぞき込むニッパー君を描いたものだとか。
私はその犬の名前がニッパーだとは、今日の今日まで知りませんでした。不勉強を恥じております。
もともと私が2月8日から連想したのは、工具の「ニッパー」の方ですけどね。
工作で電線を切ったり被覆を剥いたりする時に使う、あの片面が平坦で小穴があって先が尖った工具です。
切断するための工具なので、何かを掴む機能が主体の「ラジオペンチ」とは形状も用途も異なります。
ところが世の女性、少なくとも家人は、ニッパーとラジオペンチの区別が付いていません(ニッパひと絡げ)。
わが家になぜか3つぐらい存在するニッパーは、実は「斜ニッパ」といって日本独特のニッパーらしいですね。
プラモデルの「バリ取り」とか、爪の横のささくれを取るのにも、ニッパー(または爪切り)が重宝します。
ところで犬の「ニッパー」君は、すぐ人の足を噛む(nip)から「Nipper」と命名されたそうですね。
つまり工具の「ニッパー」と同語源、ていうか同じ言葉だったわけです。
てことは今日は、犬の名でもあり工具の名称でもある「ニッパー」の記念日、と言ってもよいでしょう。
ちなみにわが家の愛犬「花ちゃん」も、そこそこのニッパーです。
人の手は「甘噛み」しますが衣類は強く噛むので、ときどき上腕の皮膚を服の上からガッツリやられます。