還暦を迎える年

あけましておめでとうございます

満60歳の誕生日を迎える年になりました。今日すでに、還暦になったと考えてもよいのかもしれません。

まあしかし、まだ実年齢は50代なので、還暦気分には浸れません。とりあえず誕生日までは知らんぷりです。

なにか祝いの行事を計画するならば、誕生日に近い敬老の日前後の連休あたりでしょうか。

土日祝日診療を標榜している関係上、臨時休診等の計画は早めに立てなければなりませんね。

さてこのお正月は、昨日から帰省して来ている孫たちと一緒に迎えました。人生で初めてのことです。

手渡したお年玉のポチ袋から取り出したお札を、孫は私に返してくれました。まだお金には無頓着のようです。

明日はまた別の孫たちがやって来て、さらに賑やかになりそうです。毎年こんな正月であってほしいものです。

昔は私が子どもを連れて帰省する立場でしたが、当時の実家の親の気持ちが今になってやっとわかります。

勤務病院の当直や病棟回診当番などの都合で、毎年いつもごく短期間しか帰省できませんでした。

あるいは、帰省をしない年も珍しくありませんでした。年末年始だけでなく、お盆休みも同様です。

今思えば、勤務をなんとかやりくりしてでも、孫の顔を見せるという親孝行を少しでも考慮すべきでした。

さいわい、医療現場での働き方改革も進み、これから勤務医は休みを取りやすくなっていくはずです。

年末年始を1日も休まず病院勤務したとしても、もうその激務を自慢するような時代ではないのです。