「置き配」が心配

外出中にAmazonから「配送完了」のメールが届きました。

はて、自宅には誰もいないはずだけど、と思いつつメールを見ると、写真が添付されています。

いつも見慣れたわが家の玄関脇に、これまた見慣れたAmazonの段ボール箱が置いてある風景です。

なるほど。「置き配」ですか。そのような配送を依頼した覚えはありませんが、まあ、いいでしょう。

高額商品ならともかく、今回はカレンダーですから、盗まれてもたいした被害にはなりません。

しかし、あらためて考えてみると、勝手に置き配されたことには、疑問を感じます。なぜそうなったのか。

そういえば、発注時には「お届け日時指定便」でした。それ以外の配送法が選べなかったのです。

この指定日時に不在の場合は、再配達はせず、自動的に置き配になってしまうルールなのかもしれません。

配送日時を指定しておきながら不在だったという負い目が私にあるので、あまり強くは言えません。

調べてみると、Amazonは10月から、置き配を標準配送にする実証実験を、多治見市で行ったようです。

もしかすると今月は、熊本でも実証実験が始まったのか。あるいは既に、日本中で置き配が標準になったのか。

いずれにしても、今後は置き配が増えることは間違いなさそうで、それに伴ってトラブルも起きそうです。

荷物の盗難や破損でも無い限り、置き配そのものに私は目くじらは立てません。むしろ便利です。

でも置き配なら置き配と、発注時に許諾を求めるなり、少なくとも事前にメールしてほしかった。

盗難に遭っても補償があるかもしれませんが、補償されればOKという商品ばかりではありませんので。