iPhoneのバッテリー保護のために、最新の iOS には「最適化されたバッテリー充電」機能が備わっています。
フル充電の状態が続くと劣化する「リチウムイオン電池」の、欠点を補うための仕組みです。
昔使っていた「ニッケル水素電池」は、なるべく使い切ってからフル充電することが推奨されていました。
ところがリチウムイオン電池では、フル充電を避けてこまめに「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-758.html" target="_blank" title="継ぎ足し充電">継ぎ足し充電</a>」するのが正解なのです。
しかし、寝る前に充電を開始すれば、夜中のうちにフル充電になってしまいます。どうすりゃいいの。
と思ってきましたが、「iOS 13」に追加された新機能によって、充電が「最適化」されるようになりました。
「最適化されたバッテリー充電」機能の概略は、
(1)ユーザーがiPhoneを使い始める直前までは、80%以上の充電をしない(=充電を保留する)
(2)ユーザーがiPhoneを使い始める直前になって、100%になるまで充電する
(3)ユーザーが毎日何時頃にiPhoneを使い始めるか(=何時頃に起床するか)は、iPhoneが学習する
買ったばかりのiPhone 11 Proを、昨夜初めて充電しながら寝たら、今朝起床時の充電状態は94%でした。
当然ですが、まだ学習が足りないようです。
精度の高い「最適化」充電のためには、毎朝同じ時刻に起床しなければなりません。
仕事の日なら良いのですが、休日に寝坊すると、その分、フル充電の状態が長く続くことになります。
この事態を避けるためには、なるべく朝寝坊をせず、毎日規則正しい生活を送る必要があります。
幸か不幸か、最近は寝坊できない(=早朝から目が覚める)体になってしまいました。年齢のせいでしょうね。