日本の子どもの文章「読解力」が落ちていると、あちこちで報じられています。
OECDが世界中の15歳を対象に行った「学習到達度調査(PISA)」の結果発表を受けたものです。
日本は「科学的応用力」や「数学的応用力」は良かったものの、「読解力」では順位を大きく下げました。
その「読解力」の設問の一部が公開されましたが、解いてみるとなかなか楽しい、良問ですよね。
ラパヌイ島(イースター島)のモアイ像の運搬に関連した、ネット上の書評やブログを題材にした出題です。
このような興味深い題材を選んだセンスがいい。試験はこうでなくっちゃと思います。
それにしても、こんな試験問題に「採用」されるブログって、誰(出題委員?)が探してくるんでしょうね。
拙ブログなど、万一その委員の目にとまったとしても「不採用」ですね。論理展開に問題がありますから。
私は理路整然とした文章を読むのは好きですが、書くのは嫌いです。「起承転結」もイヤ。つまらないから。
でも今後は、当ブログが引用される可能性を考慮して、もう少し理路整然とした文章を書くことにしましょう。
今回のPISA結果によれば、日本の生徒は「情報を探し出す」ことや「評価・熟考する」ことが不得意でした。
おそらくそれは、日頃から情報を受け身に捉え、あるいは受け流しているからなのかもしれません。
もっと主体的に、つねに情報を能動的に探しに行く態度を持ち続けなければならないのでしょう。
ちなみに毎晩のように情報(ネタ)を探し続けている私ですが、ブログ以外に生かせる場面がありません。