学校の定期テストの見直しが広がっているという記事を見かけました。
ある中学校では、試験にノート持ち込みOKにしたことで、日頃の授業態度が改善してきたとのこと。
試験で使いやすいように、集中して授業を聞いて要領よくまとめながらノートをとるようになったわけです。
ノートって、本来そういうものですよね。
その中学校の試験問題には、「天声人語」にタイトルをを付けさせるという設問もあったようです。
これって、私が毎晩苦しんでいることにも通じるんですけど、試験問題としては実に面白い試みですね。
もしも私が採点者なら、タイトル付け問題で評価する事柄とその配点は、
(1)文章の主旨を正しく表現できていること(5点)
(2)キャッチーであること(2点)
(3)陳腐でないこと(2点)
(4)語呂がよいこと(1点)
たぶん学校では(1)だけを評価するのでしょうけど、いまの世の中、そんなのじゃ通用しませんよね。
件の天声人語を読むと、働き手不足によってコンビニの24時間営業が厳しくなっている、という主旨でした。
朝日新聞の純正タイトルは「コンビニの曲がり角」。でも「曲がり角のコンビニ」の方が私は良いと思います。
「セブン–イレブンでいきます」でもいいし、「従業員は眠いのです」とか「みんな、早寝しよ」でもオケ。