ANAから今日になって連絡があり、4万円振り込むので口座番号を教えてほしいとのこと。
9月の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2901.html" target="_blank" title="ホノルル便の欠航騒動">ホノルル便の欠航騒動</a>の時に、私が負担した交通費等を補償するもの(2人分)です。
どうやら、タクシー代やホテル代の領収書などは不要で、一律一人2万円の補償となるようです。
もっとも、あの日私はタクシー代だけで5万円以上を費やしたことを考えれば、まだ不十分ですけどね。
航空便の欠航や遅延に伴う、交通費や宿泊費への補償の有無は、一般には欠航等の原因によりけりです。
いちばん多い、悪天候が原因の欠航では、航空券代の払戻はありますが、交通費等の補償はありません。
しかし、機材の故障など、航空会社に原因がある場合には、欠航や遅延に対して一定の補償があります。
今回の欠航は、台風による地上交通の麻痺によって、乗員が成田空港にたどり着けなかったのが原因でした。
大元の原因は悪天候ですが直接的には「乗員繰り」によるものであり、ANAの落ち度だったというわけです。
そのような良心的な解釈をしていただいて助かります。
当時台風は通過後だったので、成田空港への着陸には支障はないものの、出発だけが滞るという状況でした。
おかげで成田に利用客が溢れかえってしまい、「成田難民」だと報じられる事態に至ったわけです。
聞くところによると、乗員を移送するめに「羽田–成田」間に臨時便が飛んだそうですね。
でもそんな裏技があるのなら、利用客のために「羽田–成田便」や「成田–羽田便」も飛ばしてほしかった。
まとまった人数を乗せて飛ばせば、一人2万円支払うよりも安上がりなんじゃないですかね。