Facebookは、実在しない人物や組織を装った偽アカウントを、今年7~9月だけで17億件削除したとのこと。
1〜3月にも22億件の削除をしたそうなので、このペースだと年間に100億アカウント近いじゃないですか。
え〜っと、世界の人口って何人でしたっけ?
一定のアルゴリズムによる自動削除なんでしょうけど、それにしても莫大な数ですね。
偽アカウントのうち99.7%は、利用者からの報告がある前に削除したといいます。
ということは、0.3%は利用者からの報告を基に、人力で削除したということなのでしょうか。
17億の0.3%って、いくらですか。ケタ数が大きすぎて即座に暗算できませんが、500万ぐらい?
この500万アカウントについては、手作業で削除したというのでしょうか。それもまた果てしない作業ですが。
そもそもFacebookの全アカウントのうち、正しいユーザーって、いったい何人ぐらいいるんでしょうね。
もやはネットは、デマ情報や詐欺サイト、フェイクニュースにフィッシングメールであふれかえっています。
だます側はどんどん巧妙になるので、Facebookがどのように工夫したところで、後手後手に回るのでしょう。
その偽アカウントにだまされる以前に、Facebookは広告がやたら多くなって邪魔なんですよね。
おまけに、人数が増えて巨大になったグループは、だんだん「荒れて」くるし。
真摯な討論は嫌いじゃないですが、誹謗中傷や揚げ足取りの会話の応酬を見てると、逃げ出したくなります。
とは言え、Facebookは言論活動の有用なインフラですから、上手に利用すればいいのでしょう。
そんなわけで当ブログは、Facebookでリンクをシェアする形でも、細々と発信しているわけです。