羽田空港の第2ターミナルでは、水質汚染(?)が原因で、丸1日半以上、いまも断水が続いています。
受水槽を洗浄し、新たに水を貯めたようですが、水質検査後の給水開始は明日になりそうだとのこと。
その程度の作業なら、昨日のうちにでも終わりそうなものですが、なぜか時間がかかっています。
10年ぐらい前に某ショッピングセンターの受水槽で起きた事件を、どうしても思い出してしまいます。
羽田の件はまったく異なる出来事だと信じたいので、真実を早く詳しく公表していただきたいものです。
断水といえば、9月の台風15号による千葉県の被害や、台風19号のタワーマンション断水を思い出します。
もちろん熊本地震の時の、断水の中での診療を余儀なくされた苦労は、忘れる事ができません。
院内での飲み水は、どこからか買ってきてなんとかしましたが、困ったのはトイレを流す水でした。
さいわい菊陽町の自宅では水が出ていたので、毎朝大きなポリバケツでクリニックに水を運んでいました。
その自宅の水もけっこう濁っていて、炊事には使う気になりませんでした。風呂は我慢して入りました。
ある日出勤したら、水道水の供給が再開されたようで、処置室の流しの蛇口から水が出ていました。
断水中に蛇口を閉め忘れていたため水が出っぱなしだったのです。水不足の折にもったいないことをしました。
これが電気だったら、通電火災の原因になるのかもしれません。以後気をつけます。
大規模空港はどこも、空港の基本的な機能以外に、一種のショッピングモールを併設した空間になっています。
今回の断水は、幸い航空機の運航には影響しませんでしたが、モール部分の営業に大打撃を与えています。
明日には復旧するらしいですが、水質汚染の原因が特定・公表されなければ、なんかちょっとイヤですね。