「イートイン脱税」なる言葉を、ネットではよく見かけていましたが、昨日はNHKが取り上げていました。
持ち帰り用として8%の軽減税率で購入したものを店内で飲食し、2%分の消費税を免れる行為のことですね。
これを防ぐために、持ち帰り品とイートインでは、商品の見た目を変えるように工夫する店があります。
ある店では、持ち帰り商品を店の入口のベンチに座って食べる客が後を絶たず、ベンチを撤去したとのこと。
その「脱税」という大げさな表現には、それを非難するというより、面白がっているニュアンスがあります。
同じ商品なのに、持ち帰りと店内での飲食で値段が違うこと自体が、よく考えたらおかしな話です。
イートインの方が高いのが、座席使用料とか下膳やゴミ処理の経費の上乗せならば、納得はできます。
しかし持ち帰りの方だって、使い捨て容器や紙袋のコストがかかるはず。
「消費」税なんですから、どのような方法で消費(飲食)しようと、税金は同額が自然だと思うんですけどね。
「当店ではイートインを廃止しました。お持ち帰りの商品をどこで召し上がるか、当店では関知いたしません」
私が店主ならそんな張り紙を出して、店内外どこで食べようと、すべて軽減税率で対応しようと思います。
これに対して国税当局が文句を言うのであれば、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2568.html" target="_blank" title="例の奥の手">例の奥の手</a>を出します。
「当店内での飲食はイートイン扱いですが、他店内に持ち込んでの飲食は、当店では関知いたしません」
マックとミスドが向かい合って営業しているサンピアンでは、互いの客が向かいの店内で食べればいいのです。