ハワイアンな広告

ハワイアン航空の、福岡–ホノルル直行便が来月就航するというテレビCMを、最近ときどき目にします。

ネット広告では以前から、おもにFaceookの画面で、この広告をたびたび見てきました。

いつもは一瞥をくれるぐらいで済ませていたのですが、今日はつい、クリックしてみました。

ふんふん。とハワイアン航空のサイトをしばらく眺め、その場はそれで終了。

ところがです。その直後から異変が起きました。

新聞社のサイトを見ても、ヤフーで天気予報を見ても、どこを見ても出てくるんですね、ハワイアンが。

ネット広告システムのすごさを感じるというよりも、気味が悪い。

診察室で患者さんに、ある医療系記事を見せようとしたら、そのMacの画面にもハワイアン。しかも楽しげ。

こんなタイミングでその広告出す? TPOっちゅうものを考えてくださいよ。

似たような経験は、これまでに何度も経験してきました。

大事な場面で菅乃屋の馬刺し広告が出てきたり、ウェーバーのBBQコンロが出てきたりしました。

これを見られたら、「あ、この人はこんなことに興味があるのか」と、趣味嗜好がすぐバレてしまいます。

無料検索というネットツールには、個人情報の提供だけでなく、それを開示させられるリスクもあるんですね。

これからはもう人前では、うかつにブラウザを開けなくなってしまいました。

まあそれ以前に、あとで見られて恥ずかしい事柄では検索しないことですね。