口は災いの元

小学校で、激辛カレーを無理矢理食べさせるという事件が起きました。

この問題を受けて、責任者である校長が保護者説明会で述べたひと言が、たまりません。

「給食のカレーやめます」

いやいやソコですか、反省点は。まさかウケ狙いですか。大炎上を覚悟した上での、一世一代のボケですか。

NHKの「LIFE! 人生に捧げるコント」で、ウッチャン扮する校長先生が言いそうなセリフです。

東京五輪のマラソンの猛暑対策として、IOCが突然、札幌開催を提案してきました。

これを青天の霹靂だと批判する小池百合子・都知事は、「それなら北方領土でやれば」と発言。

これは単なるブチギレですね。面白味も何もない。残念ながら、後々まで残ってしまうレベルの失言です。

おまけにその発言を、失言では右に出る者のいない森喜朗・元総理に笑われる始末。

つくづく思いますが、悔し紛れ・苦し紛れの失言をするほどなら、沈黙を守った方がよほどマシですね。

失言映像は何度も何度も放送されて叩かれ、おまけにネットでは永久に笑いものになります。

「口は災いの元」ということわざは、昔とは比較にならないほど、現代ではとても重要な教えですね。