旅行のアルバム作り

旅行や行事などの写真は、あとで自分や家族が見られるように整理して残しておきたいと、常々思っています。

昭和の時代だとこれは、銀塩写真のプリントをナカバヤシのアルバムに貼り付けるというほぼ「一択」でした。

ところが平成以降のデジカメやスマホの時代になって、紙ベースでまとめるのが難しくなってきました。

撮影した写真の数が多すぎることに加えて、とくに最近では写真と動画の垣根がなくなってきたからです。

こうなるともう、スマホかPCベースのアルバムを作るしかありません。動画を含むならなおさらです。

そして現に、そのようなアルバムファイルを作るアプリはたくさんあります。

しかし私の理想としては、MacとiPhoneの両方で使える、できればAppleの純正アプリを使いたい。

これまでに、FileMakerやEvernoteで試行錯誤してきましたが、やはり使い勝手があと一歩です。

結局いまは、MacとiPhoneとテレビ画面でも供覧できる、プレゼンソフトに落ち着きつつあります。

Windowsでいうところの「PowerPoint」に相当する、Appleの標準ソフト「Keynote」を使います。

これを使うと、MacとiPhoneの両方で同じファイルを閲覧することができるのが、まず大きな利点です。

また、AppleTVを経由してリビングのテレビでみんなに見せて楽しむこともできます。

ご存じのように、プレゼンソフトでは「スライド」の編集や挿入や順番の変更が自由自在です。

なのでざっとストーリーを作って、あとから肉付けしていくことがいくらでもできます。

これをフエルアルバムでやろうとすると、貼った写真を剥がしたり台紙を挿入したりで大変なことになります。

というわけで今日は、先週のハワイ旅行のアルバムを作りました。準備編・苦闘編・感動編の3部作です。

インフル予約は明日から

明日から、当院ではインフルエンザワクチン接種のネット予約の受付を開始します。接種開始は10月から。

他の多くのワクチンでは、希望者にはいつでも接種できるように、一定数のワクチン在庫を確保しています。

安全のために、「在庫数>予約数」を維持しているのです。

しかし適切なワクチン流通のためには、必要なタイミングで必要な本数だけを入手するという原則があります。

理想的には、「在庫数=予約数」なわけです。

一方で、インフルエンザワクチンは予約者が多いので、必要数をすべて確保しておくことなど到底できません。

つまり、「在庫数<<予約数」です。

実際には、ワクチンの入荷はつねに遅れがちなので、綱渡り的な予約管理を行うことになります。

とくにこの数年、ワクチンがなかなか届かない時期があり、ヒヤヒヤしながら予約を受け付けていました。

さいわい今年は、9月末にはワクチンを入手できることがほぼ確実なので、少し安心しているところです。

9月末に一定数を、10月に入ってからも毎週少しずつ、継続的にワクチンが納入されるよう算段しています。

10月から消費税率が上がるので、できれば今月中にまとめて入手したいところですが、そうもいきません。

毎年苦労はしますが、最終的には「入荷数=接種数」でシーズンを終え、ワクチンが余ることはありません。

もちろん、「入荷数<接種数」となるはずはなく、結局、抑制気味に入荷しているということなのでしょう。

この数年、インフルエンザワクチンの接種について当院は、以前ほどアグレッシブではありません。

冬場の診療が混み合う時期に、ワクチン接種にあまり時間を割きたくないという気持ちもあります。

そのため、なるべく10月に集中して接種を行いたいと考えています。

当院での接種をご希望の方は、早めにネット予約を入れていただけると助かります。早割はありませんけど。

愛が無いのか?

小児科を標榜している関係上、院内には絵本やオモチャが色々ありますが、ぬいぐるみも各種あります。

以前はディズニーやアンパンマンやくまモンが主流でしたが、最近は旅先で買ったぬいぐるみも増えています。

ニューカマーは、ANAのエアバスA380型機「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2704.html" target="_blank" title="フライング ホヌ">フライング ホヌ</a>」の1号機 (JA381A)「ラニ」のぬいぐるみ。

同機に搭乗しなければ買えないレアグッズで、「ハワイの空」をイメージした、ANAブルーのウミガメです。

ラニは、5月24日の就航の約2カ月前の3月21日に、フランスから日本に飛んで来ました。

成田空港ではセレモニーが開かれたのですが、ところが歓迎の横断幕の文字にスペルミスがあったんですよね。

本来は「FLYING HONU」であるべきところが、「FLYNG HONU」と堂々と書かれてる! いやはや。

誰も気がつかなかったのでしょうか。直前に気づいても、もう言える雰囲気ではなかったのかもしれません。

のちに「アイがない!」なんて言われることになる残念な記念写真が、新聞各紙にも掲載されてしまいました。

ANAの機長やお偉いさんらが満面の笑顔で、その横断幕の後ろに並んでいます。まことに痛すぎる光景です。

私はそれを見て「FLY NG HONU」(飛ぶのはダメだよ、ホヌ)という、イヤな連想をしてしまいました。

でも、その事をブログに書いてしまえば、その言霊でずっとクヨクヨしそうなので、あえて黙っていました。

そんなこと考えたバチが当たったのでしょうか、計画していたホヌには結局、乗れませんでした。NGでした。

台風15号の影響で、羽田から成田までたどり着けなかった<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2897.html" target="_blank" title="悲報">悲報</a>は、先週涙ながらに書かせていただいた通り。

ただし、翌日別便でハワイに行くことができ、復路のホヌには乗れました。それが人生初ホヌとなりました。

苦労の末に連れて帰った「ラニ」君はいま、院内某所で飛んでます。可愛いです。

バースデーフライト2

誕生日に飛行機に乗る「バースデーフライト」。今日の「熊本–沖縄」便が、まさにそれでした。

念のため申し上げておきますが、今日は私の59回目の誕生日です。ありがとうございます。

という冒頭の2行は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2540.html" target="_blank" title="1年前のブログ">1年前のブログ</a>の、ほぼほぼコピペです。なんなら間違い探ししていただいても結構。

沖縄那覇空港から市街地へ伸びるモノレール「ゆいレール」は、来月1日から延伸することが決まっています。

現在の区間は那覇市東部の首里駅までですが、そこから北に4駅分伸びて浦添市内を走ります。

延伸に伴って「Suica」が使えるようになるのかと淡く期待していましたが、残念ながらそこは変わりません。

改札で使えるのは、紙の乗車券かICカードの「OKICA」です。この乗車券が少々ユニークですね。

所定の挿入口から吸い込まれてあっちの方に出てくるのではなく、QRコードを読み込ませる方式なのです。

最初は必ず、戸惑います。センサーはOKICAと共通で、よく考えたら飛行機の搭乗ゲートと同じですね。

昔の搭乗では、搭乗券をこっちに挿入したらあっちから半券が出て、それを係の方が渡してくれてました。

いまはICカードでタッチするか搭乗券を読ませると、あっちからピンクの券が出てきます(ANAの場合)。

実はこのピンクの券が重要で、同じ席に2人乗るようなトラブルを避けるための、最終手段になっています。

ところで今日の復路便(那覇–熊本)は、天気はいいのに「天候調査」がかかっていました。

空港で待っていると、「条件付き運航」とのアナウンスあり。

「阿蘇山噴煙のため熊本空港に着陸出来ない場合は福岡空港に向かう可能性もございます」とのこと。

福岡なら今日中に帰宅できますね。もう、少々のトラブルには動じません。さいわい、熊本に着陸できました。

来年の今日は、いよいよ還暦を迎えます。少々大がかりなバースデーフライトを計画するかもしれません。

いつやるか

もともと私は手紙を書くのが苦手でした。今でも筆無精です。億劫でなかなか書き始められないタイプです。

毎日ブログを書いてますが、これは締め切りに追われているから成せること。

締切が緩いか、または締切の無い文書の作成だと、これがなかなか書けない。

日頃書く手紙類でいちばん多いのが、他の医療機関への紹介状です。その次に多いのが、紹介状への返事です。

紹介状は、すぐに患者さんに渡す必要があるときは、その場ですぐに書くしかありません。

ところが、あとで郵送すればいい場合には、途端に「億劫風」が吹き始めるのです。

昼休みにでも書けばいいのですが、どうも緊急性がないとズルズルと先延ばししてしまいがちです。

他院からの紹介状への返事ともなると、なおさらです。

明日書こうとか、別の書類とまとめて仕上げようなどと考えているうちに、何日も過ぎていきます。

長年の経験でわかったことは、手紙を書くのにいちばん良いタイミングは、書こうと思ったその時です。

手紙の執筆に限らず、やるべき仕事はその都度済ませる。いつやるか、いまでしょう、なんですね。

研修医の頃、何人もの受け持ち患者さんの翌日の検査の伝票を、毎晩遅くなってまとめて書いていました。

すごく時間がかかって帰宅が遅くなる、いちばんイヤな作業でした。

あるとき先輩から、翌日の検査を思いついたらその瞬間に伝票を書けと教えられました。目からウロコでした。

いや、耳で聞いたので、「目からウロコ」よりは「耳から耳クソ」の方が適切かもしれませんが、ともかく。

「あとでまとめてやろう」という考え方は、効率を重視したように見えて実は、単なる先延ばしでしょうね。

「いま済ませてしまえ」という発想に転換してすぐ行動した方が、きっといちばん仕事がさばけるのです。

陸の孤島からの脱出

台風15号の影響で、ついに成田空港にたどり着けなかった話は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2897.html" target="_blank" title="先日書いた">先日書いた</a>通りです。

しかしニュース報道は、空港から脱出する手段がなく、1万人以上が取り残された話ばかりでした。

ところで、後日ネットを見ていたら、胸を打つような、9月9日の成田脱出苦労話が目に付きました。

どうしても、急いで都内に行かなければならない方たちの、アクロバティックとも言える打開策です。

「成田→新千歳→羽田」ルート。なるほど。成田空港は陸の孤島でも、空はつながってたんですよね。

「成田→仁川→中部→羽田」ルート。そこまで急いでましたか。こうなると、もはやパズルっぽくて楽しそう。

話がそれて恐縮ですが、変態的飛行機乗りとして知られるパラダイス山元氏の著作は、私の愛読書です。

東京(羽田)から名古屋まで行くために、彼が実際に使った楽しげなルートが、いつくか紹介されています。

「羽田→沖縄→名古屋」彼のお気に入りだそうです。

「羽田→香港→名古屋」夜行便を利用すれば、疲労も少ないオススメのフライトだとか。

「羽田→フランクフルト→名古屋」こういう遊びも、人生には必要なのでしょうか(たぶん必要ない)。

成田にたどり着けなかった私は結局、翌日の「羽田→関空→ホノルル」ルートでハワイに到着できました。

ANAもJALもハワイアン航空もダメでしたが、関空発のデルタ航空に空席を見つけたときの嬉しかったこと。

ネット検索を駆使して窮余の策をひねり出せたのは、ノートPC(MacBook)があればこそ。

これがiPhoneでは難しかったでしょう。ブログ執筆・投稿のためだけでなく、旅行にパソコンは必須ですね。

ロタワクチン定期接種へ

ロタウイルス胃腸炎を予防するワクチンがようやく、定期接種になりそうです。だいぶ待たされましたね。

昨日の厚労省の審議会で、早ければ来年度中には定期接種化する方針が示されたようです。

ワクチンの定期接種化を議論するときに、厚労省がいつも問題にするのは以下の3つ。

(1)有効性、(2)安全性、(3)費用対効果

すでに定期接種が行われている諸外国の状況から、ロタウイルスワクチンの有効性は十分に認められています。

一方で副反応としては腸重積症が知られていて、それを恐れるあまりに日本での定期接種化が遅れてきました。

ワクチンの有効性よりも副作用を重要視する日本人の情緒こそが、日本が<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2591.html" target="_blank" title="ワクチン後進国">ワクチン後進国</a>たるゆえんです。

さいわい、最近になってようやく、有効性と安全性については合理的な判断に傾いてきました。

となると、定期接種化の最終段階に立ちはだかるのは、費用対効果の壁ということになります。

国は最近、「ワクチン代があと4千円下がれば費用対効果は改善する」と、メーカーに圧力をかけ始めました。

審議会の詳細な内容は知りませんが、おそらく、ワクチンの価格を下げさせることで解決したのでしょう。

お役人には、「 ワクチン代 < ワクチンの導入で削減できる社会的コスト 」であることが重要なのです。

予防費用の方が治療費よりも高いのであれば、その病気を予防するメリットなし、という品の無い考え方です。

子どもたちを病気から守るためではなく、経済的な損益によって定期接種化を決める国の姿勢は疑問です。

見通しが甘い?

台風15号の被害によって、千葉県内では大規模な停電が続いています。もう5日目です。

復旧の遅れはさまざまな活動の妨げになり、生活への影響は多大です。エアコンなしで過ごすのもつらい。

停電解消について楽観的な見通しを発表した東電が、自治体やメディアからの批判を浴びています。

気持ちはわかりますが、私に言わせればそんな後付けの批判をしても、なんの解決にもなりません。

常に悲観的な厳しめの発表をすれば良いというものでもないし、見通しは不明だと言い切られても困ります。

原発事故の時、東電は常に甘い認識を示していましたが、あれは責任逃れのための隠蔽の意味もありました。

今回の台風被害を隠蔽する必要はないはずですが、事態を矮小化・過小評価する体質は共通かもしれません。

翻って航空業界です。しつこいようですが、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2897.html" target="_blank" title="9月9日">9月9日</a>の成田–ホノルル便について、また考えてみます。

この日、成田–ハワイ(ホノルルまたはコナ)の定期便のうち、JALは5便すべて欠航しました。

一方でANAは、2便のうちNH184便は飛ばし、NH182便だけ欠航しました。

この184便は私が当初乗る予定だったホヌで、それに間に合わないから振り替えてもらったのが182便です。

182便の欠航理由は「乗員繰り」です。地上の交通事情が悪く、乗員が空港にたどり着けなかったわけです。

私が成田に到達できなかった苦労話は先日書きましたが、まさにそのとき乗員も出勤できなかったようです。

ですが驚くべき事に、184便は飛んだのです。JALが5便すべて欠航したときに、ANAは1便飛ばしたのです。

JALの欠航理由も、乗員繰りや機材繰りとされているので、ANAの184便の運航は快挙ともいえます。

がしかし、想像するところ、機材は大丈夫だとしても、乗員の確保は綱渡りだった可能性もあります。

JALがあっさりと欠航を決めるのに比べると、ANAはギリギリまで粘ることが多い気がします。

うまく飛べばいいですが、粘った挙げ句の欠航がいちばん迷惑です。その意味でANAは見通しが甘いのです。

「ホヌ」に乗れました

無事、帰国・帰熊しました。念願の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2789.html" target="_blank" title="ホヌ">ホヌ</a>」にも乗れて、楽しめることも多かったハワイ旅行でした。

今日は、すでによく知られている話かもしれませんが、私が良かったと感じたことを書きましょう。

海がいいのは当たり前ですが、吹き抜ける風がなんとも心地よいですね。なんなら一日中吹いてます。

30度を超える気温で日差しも強いのに、日本ほど暑く感じません。こんな夏なら一年中夏でもいい。

言葉で困ることは、少なくともワイキキ周辺ではなさそうです。店の人はすぐ日本語で話しかけてきます。

中国人や韓国人とは区別できるんだろうか、と最初は思いましたが、中国や韓国からの客自体が少ないですね。

なのでこう言っちゃなんですけど、人が集まってる場所でもわりと静かです。

横断歩道以外で道路を横断すると罰金を取られる、とよく聞きますが、車の交通マナーの良さにも驚きました。

道路の合流場所では、双方の道の車が1台ずつ合流するのが暗黙のルールのようで、イライラがありません。

信号の無い交差点ですら、各ドライバーがアイコンタクトをとりながら、実にスムーズに通過していきます。

ホノルルの空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)は、けっこう古いのですが、開放的でのどかですね。

装飾やオブジェの少ない空港ですが、空港から外の景色が丸見えなのでハワイらしさはすぐに感じられます。

歩く歩道もないのに、あまり疲れません。東南アジアなどの巨大空港や羽田や成田の方が、よっぽど疲れます。

通路が適度にジグザグしてるので、遙か彼方まで進路が見えてしまうことがなく、気分的にも楽なのです。

開けっぴろげで壁が少なく、通路から滑走路や空が丸見えなので、景色を見ながら歩けるのもいいですね。

ANAのチェックインカウンターから「ホヌ」の搭乗口まではかなり遠いのですが、まったく苦になりません。

今回の旅は紆余曲折ありましたが、ともかく「ホヌ」に乗れて良かった。もちろん、飛行も快適でした。

機上の診療もどき

白状しますと、ホノルルに来ています。個人的な事情や思いが色々とあって、念願の初ハワイなのです。

予定は大幅に狂いましたが、今日は1日、遠出せず、ワイキキ周辺の観光や食事や買い物に明け暮れました。

明日帰国します(予定通りなら、という前提ですが)。

当初からから、2泊4日のハワイ旅行という計画自体が少々厳しいものでしたが、それは仕方ありません。

万一のトラブル(帰国がずれる、等)を想定して、5連休のうちの最終日は予備日にしたかったのです。

ところが台風15号のおかげで、1泊4日の弾丸ツアーになってしまいました。

残りの2泊は、機中泊と習志野泊です。成田空港で寝た方も多かったので、私などまだラッキーな方です。

実際に、成田空港で一夜を過ごした後にホノルルにやってきた方々に、今朝ホノルルで出会いました。

ひと組は、初老の夫婦。空港で雑魚寝で過ごした後の国際線は、さぞかしお疲れだったことでしょう。

もうひと組は、幼児を連れたご家族。これもまた厳しい状況だったでしょうね。ホノルルで癒やしてください。

そういえば、関空から乗って来たデルタ航空ですけどね、機中でちょっとしたトラブルに遭遇しました。

私の後ろの席の方(ご老人)が、トイレに行く途中で一瞬意識を失われたのか、通路に転倒されたのです。

日本時間だと午前3時前ごろの出来事ですから、機内は真っ暗で乗客はほとんど寝ている時間帯でした。

私の席のすぐ斜め前での転倒だったので、行きがかり上、私が診察(といっても、問診+α)を行いました。

幸い、仰臥位で下肢を挙上してしばらくしたら、話ができるようになり、顔色も戻りました。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2278.html" target="_blank" title="いつぞやの心肺蘇生事件">いつぞやの心肺蘇生事件</a>を思い出しましたが、今回は着陸までには元気になられたのでホッとしました。

降機前に、デルタ航空のCAさんが上等な赤ワインを1本私に差し出しましたが、それは頂きませんでした。

弾丸ツアーの真っ最中にそんな「生もの」をもらったら、きっと邪魔になると思ったからです。

もちろん、お断りしたときの文句はこうです。「そのようなお礼に値する事など何もしておりません」。