「74円問題」の後日談です。復習がてら<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2874.html" target="_blank" title="前回の記事">前回の記事</a>を先に読んでいただけると、助かります。
予防接種関連で、役所が私に74円ほど支払いたいので口座番号を教えてくれと、返信用封筒が届いた話です。
昨日、合志市役所に電話で掛け合ってみました。
私「74円払うために事務手続きに費用がかかるようなので、もう74円を受け取る権利を放棄したいのですが」
役「ご配慮恐れ入ります」
私「私に届いた返信用封筒に貼られた82円切手をもって、実質的に支払いが終了したようなものですからね」
この私の、しごく合理的な申出に対する役所の反応はしかし、予想外でした。
役「それでは、お申し出の内容を一筆書いていただいて、お送りした返信用封筒で送り返していただけますか」
いやいや、その82円切手を使わせちゃダメでしょ。
私「切手を使うのであれば74円の支払いも求めることになります。でも、そんなムダをなくしたいのですよ」
たぶん役所としては、決めたとおりにきちんと支払ったという、その形や実績が重要なんですね。
74円を支払うためなら事務経費がいくらかかってもかまわないと、そういうスタンスなのです。
私の必死の説得が功を奏したのか、役所も矛を収めました。結局74円の支払いはウヤムヤのまま放置です。
さて、元々この支払い騒ぎは、九州経済産業局消費税転嫁対策室が合志市を指導したことがキッカケでした。
もしかすると経産局がまた、合志市に新たな指導をしてくるかもしれません。
74円を支払うべきところを82円切手で払ったとするなら、8円払いすぎなので返金を請求せよ、と。