「時差ボケ調整アプリ」なるものがあるそうですね。ANAとニューロスペースが開発したソフトです。
ANAが社内で行ってきた実証実験を今後社外に拡大するそうで、一般向けには来年提供される予定とのこと。
たいして海外渡航(出張や旅行)を行ってるわけでもない私ですが、そのアプリの内容は気になります。
つまり、時差ぼけを解消するために、そのアプリはどのような事柄を重要視しているのか、という点です。
アプリは、出国前、渡航中、帰国後のいろんなタイミングで、さまざまな情報を利用者に提供するようです。
たとえば、その時々の光の浴び方、食事の摂り方、睡眠・仮眠の取り方、体の動かし方などです。
たしかに、渡航先や帰国直後の仕事が何より重要なビジネスマンなら、時差ボケ解消は最重要課題でしょうね。
しかし、私のようなシロウトは、渡航先での活動のために機内で適度に寝るなんてことは考えられません。
だって、飛行機に乗ったらワクワクするでしょう。寝るのがもったいなくて、ずっと起きてますよ。
思い出すのは小学5年のとき。寝台特急「あさかぜ」に乗って、防府から東京まで家族旅行をしたときのこと。
寝台列車は寝るための列車ですが、私はずっと起きていて、駅に停まるたびにノートに記録をしていました。
旅行は、目的地に着いてから始まるものではなく、家を出た時点から、もう始まっているのです。
その移動過程がすでに旅行なのです。もちろん、家に帰るまでが遠足です、じゃなくて旅行です。
そんな私なので、機内ではなかなか眠くなりません。むしろ、マックス覚醒しています。
海外旅行でリズムが乱れて困るのは、私の場合はただ1つ、便通です。
気が小さい私はいつも、機内のトイレで「大」ができず、空港で排便することになります。先週もそうでした。
クアラルンプールを出て、台湾上空から便意がありましたが、成田まで我慢しました。