台風10号の影響を心配していましたが、本日無事予定通り帰国し、さきほど熊本に戻ってまいりました。
成田か羽田で足止めを食らって今日中には帰れない可能性も覚悟していましたが、杞憂でした。帰熊だけに。
成田に限らず国内の主要空港では、日本人の出入国審査が「顔認証」で行われています。
事前登録不要で、操作は簡単だし、審査官の前に立つ必要もない、実にストレスのないゲートですね。
おかげで出入国審査はほんとにスムーズです。そばで大行列の外国人には申し訳ないことです。
ただ私は、顔認証の後、わざわざ審査官の所に向かいます。パスポートにスタンプを押してもらうためです。
せっかく海外旅行に行くのに、パスポートに記録が残らないのは寂しいですから。
出入国審査だけでなく、空港には何カ所かのチェックポイントがあります。
たとえば出国時は、チェックイン(手荷物預けを含む)、保安検査、出国審査、そして搭乗ゲートという具合。
これらのチェックポイントのすべてに、今後は顔認証が導入される方向のようです。
最初にパスポートや搭乗情報と顔認証を済ませれば、あとはずっと、顔パス(ウォークスルー)になるとか。
手荷物チェックには時間がかかりますが、パスポートと搭乗券をいちいち提示する手間は省けるようです。
ただ残念なことに、出国審査では、従前からのパスポートスキャンによる顔認証が必要になるとか。
出国審査を管轄する法務省と、それ以外を管轄する国交省とで、顔認証データの相互利用ができないからです。
こういう残念な連携不備って、早急に改善して欲しいですね。
いま国内線なら、航空会社のICカード1枚でチェックインから保安検査や搭乗ゲートまで通過できます。
考えてみたらそれらはすべて国交省管轄なので、システムの連携もとりやすいのでしょうね。